2017年1月24日火曜日

高輪貴賓館での家族婚(結婚式ムービー撮影)

1月も後半に入り、1年で1番寒さが厳しい時期ですね。
例年1月はウチキフィルムとしても厳しい時期(結婚式の少ない季節)、コタツでじっとしているのが常なのですが、今年は撮影で福島へ行ったり、春のウェディングに向けての打ち合わせにと忙しくさせて頂いております。
本当にありがたい限りです。
とはいえ、どこへ行くにもやっぱり寒い。
早く暖かくならないかなぁと考える今日この頃です。
そんなわけで本日は昨年の夏の事例を紹介をさせていただきます。


高輪貴賓館での結婚式


ザ・プリンスさくらタワー東京からみた高輪貴賓館


挙式の約1ヵ月前、8月にお問い合わせいただきました。
ウチキフィルムではお打ち合わせの際に通常前撮り撮影のお話をさせていただくのですが、1ヵ月前だとちょっとギリギリ。
挙式までのお2人のスケジュールも私の方のスケジュールもすでに埋まっていましたし、何よりもロケーションをするには暑い!
そんなわけで変則的ですが、挙式後に後撮りをすることになりました。

前撮りをしない分、なるべくお2人のことを知りたいと思って、打ち合わせでは2人の馴れ初めだったりをたくさん伺いました。
すごく気さくにお話をしてくれて、とても楽しい打ち合わせでした

そんなわけでお2人と次にお会いしたのは9月の挙式当日。
挙式・披露宴会場は高輪貴賓館。

国際結婚のお2人、新郎のご家族を韓国から日本に呼んでのほとんどご親族だけの挙式。
メイクもご親族の方がされていました。
お仕度のお部屋は貴賓館のお隣のさくらタワー東京でした。

ホテル客室での結婚式のメイクシーンの撮影

窓が大きくて、とても撮りやすいお部屋でした。
雨だったので、メイクの時に景色を写す事は出来ませんでしたが、その分柔らかい光が入ってきて、物撮りやメイクシーンの撮影には丁度良かったです。

カメラマンさんはお2人のご友人でした。
なので、貴賓館でのフォトラウンドのポージングのお手伝いもしました。

高輪貴賓館のチャペルでのロケーション撮影


挙式は人前式。
かわいいお子様のゲストが多く、とてもアットホームな雰囲気でした。
静かな感動がこみ上げてくるような温かな挙式です。

挙式をしている間に雨が止んでいました。
一日にいろんな雰囲気が撮れて結果的には良かったのかなと思います。

貴賓館でそのまま宴席というのは初めてでした。
パーティー会場としても、とても素敵です。
ご親族のご会食なのでイベント盛りだくさんの宴席というのとは違いますが、その分お一人お一人の表情を大切に撮れたと思います。

グランドプリンスホテル高輪の庭園でのロケーション撮影

宴後はせっかく晴れたのでホテルのお庭でロケーション撮影をしました!


後撮りについて


偶然会って仲良くなるきっかけになった場所から、思い出の場所を訪ねて、最後はお住まい近くの行きつけのワインバーへ。
後撮り当日の朝も雨でした。
中止も頭によぎるくらいの強い雨でした。
それでもお2人と待ち合わせる頃には雨が上がって、という挙式当日の再現のようなお天気でした。
最後のワインバーの雰囲気が本当に良くて、お2人の素に近い雰囲気が撮れたかなと思っています。

ワインバーでのエンゲージメントムービー(私服前撮り)の撮影


ハイライトについて

今回は後撮りということでいつもと仕上がりがちょっと違うかもしれません。
作り手としては当日に起きたことを把握した上で撮影できるので、後撮りも良いです!
インタビューも当日のことを的確に聞けるのでシーンのリンクがしやすく編集がスムーズに進みました。
人前式の涙の話とか。
当日までお時間の余裕が無いカップルには今後、後撮りの提案もアリかなと思います。

最近、ご家族・ご親族での規模のウェディングに呼んでいただけることが増えて嬉しいです。
人と人との距離が近くて、その結びつきを感じて撮ることが出来ます。
すごくシンプルにお2人と家族の物語にフォーカスが出来て、『ウチキフィルムらしい』映像になっていると思っています。




さて、9月のウェディングを今ご紹介したのには理由があります。
お2人はご友人とのパーティーを1月に予定されていて、そこでハイライトの上映をしていただきましたので、このタイミングでの公開になりました。
そんな風にお2人だけじゃなく、誰かと映像体験として共有して頂けるのはビデオグラファーとしては一番うれしいですし、励みになります。

1月もあと少しですね。
打ち合わせでは今、3月、4月、5月、6月と暖かい時期のお話をさせていただいています。
ウチキフィルムとしてストーリーを描ける機会が増えていくことを今から楽しみにしています。
まだまだ春のウェディングのお問い合せをお待ちしております!
(4月だけそろそろ売り切れそうです!)


ウチキフィルム 打木 健司

ウチキフィルムのホームページはこちらから↑

2017年1月11日水曜日

ガーブ江ノ島での結婚式のビデオ撮影

1月、ウェディングはいわゆる閑散期に突入しました。
年始は店舗紹介や工場のプロモーション映像の制作を担当させていただいてます。
もともとはウェディングやご家族を撮影させていただいたご縁から始まっていて、本当にありがたいです。

もちろん結婚式の仕事を全くしていないわけではありません。
年末年始は節目の時期だからか、お問い合せが増える時期です。
メールでのやり取りやお打ち合わせでそれなりに忙しくさせて頂いています。

さて、今回は昨年2016年の11月に撮影させていただいたウェディングのご紹介をさせていただきます。

実は今回のお2人は10月に一度ご親族中心のホテルウェディングを撮影させていただいておりました。
今回はカフェレストランで、近しいご友人を招いての1.5次会の撮影のご依頼を頂きました。
今回もウェディングスナップのオーダーを頂きましたので、画像は当日の写真を使用しています。

ガーブ江ノ島

ガーブ江ノ島

片瀬江ノ島駅からすぐの134号線沿いのおしゃれなカフェレストラン。
『湘南!』という感じの最高のロケーションです。
前撮りの際に会場での打ち合わせに同席させていただいたのですが、店長さんが担当をされていて、お2人のアイデアやご要望にとても柔軟に対応していたのが印象的でした。
持ち込みに対しても、とても大らかで自由にやらせていただけました。

ガーブ江ノ島での結婚式の装飾

会場の装飾もセンスがよくて、とても画になります。
個人的には実家から自転車で10分くらいの場所なんで、なんか安心します。

結婚式当日について

当日のロケーション撮影時間は1時間くらい。
ゆったりと撮れるので非常に嬉しいです。
数日前に雪が降っていたのでお天気と気温を心配していましたが、きれいに晴れて比較的あったかい一日でした。

ガーブ江の島 海をバックにしたロケーション撮影


1時間というのは実際、かなり長めの設定なので、お友達に早めに来てもらって、一緒に記念撮影なども出来ました。


人前式の誓いの言葉はゲストからの問いかけに答えるスタイルでした。
「パイナップルは新郎、アップルは新婦、ペンはそれぞれの家族や友人で、ペンパイナッポーアッポーペン」だそうです。

PPAP



パーティーはとてもアットホームでワイワイと楽しいものでした。
おしゃれな会場だけにフードもおしゃれです。

ガーブ江ノ島での料理撮影

ガーブ江ノ島のハンバーガー



ケーキのトッパーもおしゃれ!

ウェディングケーキのトッパー



新婦の親友からのムービーのプレゼントの結びはご両親からのメッセージで会場中が泣いていました。

友人からのサプライズムービー

こういうのは勝てないなぁと思います。
友人が2人を思って作るというそのことがどんなプロが作る上手な映像とかおしゃれな映像よりもずっとパワーがあると感じます。




最後は新婦から新郎へのサプライズのお手紙で、これまた感動のラストでした。
ウェディングパーティーでのサプライズのお手紙




出来上がったハイライトについて


前回のハイライトでお2人の背景を描いたので、今回はご友人とのウェディング当日の楽しさに重きを置きました。
また随所にお2人のセンスの良さが表現できていたらいいなと思って撮影・編集しました。

2人を撮るのは前撮りをいれてこの日で4回目だから、すごくやりやすいし、
ロケーションは最高で天気も良いし、会場もアイテムもセンスに溢れているし、
友人だけだからくだけた感じでみんな表情が豊かで、ただただ楽しいなぁという仕上がりになっています。




撮影後にフォトグラファーと近所のクアアイナでハンバーガーを食べました。
同じ人の結婚式を2回も撮るといつもよりも思い入れが生まれるから、撮影終わっちゃうのは寂しいね』みたいな話をしてたら、片瀬江ノ島駅でお2人とばったり出くわして、なんか良かったって思いました。
またいつか撮影を通して会えるといいなと思います。

そんなつながりをこれからも増やしていきたいし、
終わった後に寂しいと思えるくらいの気持ちを込めて、いつも撮り続けたいなと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

あ、ちなみに家族での結婚式はこんな感じでした。
あわせてご覧いただけるとウチキフィルムについてよく分かるかもしれません。


その時の記事は こちら です。



ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちら↑

2017年1月5日木曜日

アンジェロコート東京での結婚式ビデオ撮影

あけましておめでとうございます。
2017年が始まりました。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

まずは昨年11月のレストランウェディングの事例紹介から今年のブログを始めたいと思います。

今回は『アンジェロコート東京』。


東京駅の近くにあるイタリアンレストランです。
駅からすぐなので、遠方からのゲストにもアクセスが良さそうです。
レストランですが中にチャペルがあったりして、設備の面ではしっかりウェディングが出来る会場という印象でした。
いつもカップルにお打ち合わせの際にその会場に決めたポイントを伺うのですが、今回は「東京駅近くのアクセスの良さもあるけど、一番はプランナーさん」とのことでした。


前撮りは川越!


お問い合わせを頂いたのが1ヵ月前とかなり直前でした。
頂いたオーダーは当日のハイライトと事前制作のエンドロールでした。
なので、すぐに前撮りと当日についての打ち合わせをしました。
お話を伺うと、オリジナルアイテムが多く、持ち込みのスタッフも多数(お花屋さん、ヘアメイクさん、フォトグラファーさんなど)でこだわりに溢れたウェディングという印象を持ちました。
事前制作のエンドロールは新潟で出会って、新婦の地元の川越で新しい生活を始めた今の2人のそのままの感じを描いてほしいというオーダーを頂きました。

川越ロケーション前撮り

そんなわけでロケーションはザ・小江戸川越という街並み。
観光地&祝日ということもあり、朝の早めの時間を狙いました。


結婚式の席札にメッセージを書いているところ

生活の中心となるご自宅。
自宅では結婚式の準備だったり、日常の風景を撮影しました。


コスモス畑でのエンゲージメント撮影

あとはご近所でキレイな場所をありますか?という僕の質問にお2人が探してきてくれたコスモス畑
朝から始めましたが、撮りたいものがたくさんあって、結局暗くなるまでお付き合いいただきました。
最高の天気で、ただただ撮影を楽しみました!

会場下見

下見のついでに司会者さんとの最終打ち合わせに混ぜてもらう中々ない経験をさせてもらいました。
司会者さんとの打ち合わせで当日の進行がほぼほぼ決まるので、その場に同席できるのはすごくラッキーでした。
当日は大事な状況が同時進行になってしまうこともあります。(多分カメラマンしか分からないことですが…)
バタバタとどちらの様子も伺いながら撮ることが多いのです。
今回は特にご要望いただいた部分が重なってしまいそうだったので、タイミングずらしてもらったりという提案ができたので当日とてもスムーズに撮影が出来ました。

結婚式当日について

入り時間はいつものように早めです。
新郎新婦の入り時間の30分前で会場の正面のドアが開いてない。
大体同じ時間に来てたメイクさんと少し中の様子を見ているとプランナーさんが入れてくれました。

お花屋さんのセッティング風景

お花屋さんも持ち込みでした。
会場を装飾している様子も撮って欲しいというご要望を頂いていました。


サプライズ演出の打ち合わせ

プランナーさんと新郎がサプライズの打ち合わせをしているシーンに遭遇。
流れについて一緒に考えたりしました。

アンジェロコートでの人前式

挙式は人前式でした。
お2人が育てているオリーブの木に水を注ぐ儀式。

結婚式の受付

挙式の前の受付で、ゲストに土を盛ってもらっていました。

パーティーは約50名、ご親族と友人中心で、いい意味で距離感が近くて温かい雰囲気でした。
最近のウチキフィルムの傾向としては、これくらいの人数の結婚式に持ち込んでいただくことが多いです。
1人のビデオグラファーで丁度撮りきれるという感じがしてとても撮影が楽しいです。

すごくお洒落で、トレンドもおさえて、工夫も随所に溢れていました。
何よりもお2人やご親族、ご友人それぞれの想い合う気持ちが溢れていたように感じました。

出来上がったハイライトについて

ファーストシーンをとても大事にしていますが、今回はサプライズの手紙を読む新郎の手の震えがとても印象的だったので、そのシーンから始めています。

当日の撮影を通じて、新婦のお母様がとても印象的だったので、最後に少しお話を伺いました。

パーティー全体にストレートに感情が表現されているシーンがたくさんあって、編集はとても楽しかったです。

エンドロールを前撮りとインタビューをふんだんに使った2人のストーリーに仕上げたので、今回のハイライトは当日のシーンの割合がいつもより多めです。

ぜひお時間あるときにご覧いただけると嬉しいです。


今年もこんな感じでひとつひとつの撮影に心を込めていきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちら↑

映画の中の結婚式について

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