2017年4月13日木曜日

雨の日の結婚式(伊勢山皇大神宮)

4月ももう半ばです。
だいぶ暖かくなりましたね。

今週の火曜日の話。
伊勢山皇大神宮での結婚式をムービー撮影させて頂きました。

伊勢山皇大神宮


いつもは新郎または新婦からの直接のお問い合わせがほとんどですが、今回のご依頼はなんと新婦のお父様からのお問い合わせ!
最初は2次会の撮影依頼でした。
お問い合わせのきっかけの動画はこちら↓だったそうです。



お父様のご要望はもちろんですが、新郎新婦のお2人の雰囲気も知っておきたいのでお父様含め4人で打ち合わせをしました。

お父様の前で『お付き合いのきっかけ』とか、『お互いの好きなところ』とかを聞くのはなかなかないので、楽しい経験でした。

打ち合わせで色々聞いていくうちに、
2次会だけでなく、挙式を撮って、それを2次会で撮ってだしをして、それだったら前撮りもして…
ということになりました。


伊勢山皇大神宮



伊勢山皇大神宮は横浜の桜木町にある神社です。
関東のお伊勢さまということで明治時代に創建されたそうです。
いくつかの種類の桜が咲いていて、今年は遅咲きだったのでちょうど良い感じでした。

神社としての挙式撮影のルールが写真もビデオも明確に決まっています。
ビデオの場合なら一箇所固定で、三脚で!という感じでした。
撮影に入る場合は事前下見を必ずしてください、というルールもあります。
(撮影についての自由は全然ありませんが、一律に持ち込みを受け入れてくれるということだと解釈しました。)

なので、結婚式を撮ってもらいたいお気に入りのカメラマンがいて、そのカメラマンに伊勢山皇大神宮の撮影経験がない場合は早めに下見を含めたスケジュール調整した方が良いかもしれません。


雨の日の結婚式


雨の日の結婚式


今週は春らしい晴れやかな日が多いですが、この日は冷たい雨が降り続く一日となりました。

挙式後に少しお時間があったので、ご両家の親御さまからインタビューをさせて頂きました。
『聞いてないよー』と、すこし恥ずかしそうに答えていただきました。
その中の新婦のお父様のお言葉がすごく印象的でした。

「フランスでは『雨の日の結婚式は幸福を呼ぶ』というらしいんです。
 神様が2人の一生分の涙を流してくれるんですって、代わりに。
 雨に天使をのせて降り注いでくれる。そういう諺があるらしいんですよね。
 まさに今日がそうかな、と。…本当に幸せになってほしいです。」

『聞いてないよー』って言ってたわりに、すごくしっかりとした言葉で感動しました。
きっと天気予報をずっと見ていていたんだろうなとか。
もし雨が降ったとしてもどんな風に捉えれば2人にとって良い事に思えるのか調べたりしたのかなとか。
本当に当日まで心を砕いていたんだろうなと想像しました。
想いの深さを感じる言葉だなと感じました。

そういうことを全部ひっくるめて、これから丁寧に編集して行きたいと思います。
2次会は2次会らしいワチャワチャとした楽しい時間だったので、本当に楽しみです。

ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちら↑


2017年4月10日月曜日

結婚式のビデオを頼む2つの理由

4月10日。
桜も満開で春本番ですね。
4月、5月は春のウェディングシーズンです。
毎日結構充実しています。

先日の夜は都内のご自宅へインタビューの撮影をしてきました。
ゴールデンウィーク挙式予定のお客様で、もともとオープニングムービーのご注文をいただいていたのですが、
前撮り撮影当日にプロフィールムービーも追加でご注文をいただきました。

スケジュール的にちょっとその日では撮りきれないなという感じでしたので、日を改めてお仕事終わりのお時間を頂きました。

ウチキフィルムでは多くの場合、最初のお打ち合わせでご注文が決まります。
だいたい問い合わせの段階の内容でそのまま決まることが多いです。
お打ち合わせの時間を営業的な時間ではなく、なるべくお互いを知る時間として使いたいと思っています。
(もちろん必要だと思う提案はさせていただきますが…)

追加でご注文いただくことは、打ち合わせや前撮りを通して信頼していただき頼りにしていただけたのかな、と思って嬉しく感じます。

ただ、もちろん間際になって業者にムービーを頼むにはもっと現実的な理由もあります。
それは次の2つ。

①思った以上に時間がない!

②準備を進めた結果、残したい瞬間が増えた。


①思った以上に時間がない!

プロフィールムービーや撮ってだしエンドロールの追加のご注文はこの理由からというのことが多いです。

特にプロフィールムービーは『自分で作ります』という方が多いです。
ご本人たちが『作りたい!』と思っていて、作れるセンスがあるなら、自作がやっぱり一番じゃないかなと思っています。
経験として楽しいと思いますし、一番ストレートに思いを形にできるんじゃないかと思います。

とはいえ結婚式の準備=『時間がない』。
追加でのご注文を頂く場合は、1ヶ月くらい前にご相談頂くことが多いです。
『写真選びくらいまではしているけど、ちょっと間に合わないな』ということでご依頼いただきます。

撮って出しのエンドロールも意外と間際で追加注文を頂くことがあります。
これもプロフィールと同様に、『自分で作るエンドロールを諦めました。時間的に』という場合が多いです。
『どうせ頼むなら撮って出しで!』というパターンです。
この場合は私の方で色々と手配が必要なので焦ることも多いです。

②準備を進めた結果、残したい瞬間が増えた。

2次会撮影は日取りが迫ってからご注文いただくことが多いです。

最初から2次会を映像で残したいという人は正直少ないです。
でも準備が進んでいく段階で追加したくなることが多いようです。

それはなぜか?
必ずではないのですが、どちらかのサプライズがご用意されている場合だったりします。
その瞬間が一日を通してのベストシーンということもあります。

ご予算の都合もあるとは思いますが、当日を迎える前に一度、2人で2次会のムービー撮影についてご相談頂くことをオススメします。
ひょっとしたら、自分の想定を超える感動のシーンが待っているかもしれません。


結婚式のビデオが頼みたくなるということについて


4月、5月、6月とウェディングシーズンが続きます。
ウチキフィルムではまだまだ日にちよっては春シーズンの対応も可能です。
1ヶ月~2ヶ月くらい前のお問い合わせも時々あります。

そんなお問い合わせの中でよく書いてきてくれる言葉の中に『最初、映像を残すつもりはなかったけど』という一文を目にすることがあります。

結婚式の準備をしていく過程でビデオ・ムービーに残したい・映像にこだわりたいという想いが生まれるのはすごく良いことです。

結婚式のビデオの本質的な価値というのは、撮る人だったり、制作会社によって決まるものではないと考えています。
結婚式の準備を通して、結婚式自体の価値とか意味が深まった結果、映像に価値が生まれるんじゃないかと。
2人が頑張った結果、当日自分たちが見られないシーンだったりをすごく見たくなる。
写真だけじゃなくて、映像でも。
そういうことだと思っています。

そういう2人の結婚式を撮りたいなと思いますし、そんな気持ちに応えたい。
2人のことをよく知って、その本質を形にできる作り手でありたいと思います。

まずはお気軽にスケジュールのご確認をいただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します!

ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちらから↑




映画の中の結婚式について

12月31日。 大晦日。 仕事柄、秋は忙しく日々が過ぎ去っていくので、10月くらいには夫婦で『正月が楽しみだねー』なんて話をしています。 大晦日の夜から元旦とおせちを作って食べて、お酒をのんで、雑煮を食べてという毎年のお正月は、夫婦にとって大切なひと時です。 お正月の特...