2017年2月20日月曜日

結婚式場を選ぶ時に考えてほしいこと。

2月20日。先日、関東では春一番が吹きました。
今日は春二番?らしいです。風がビュンビュンですね。

少し前の話ですが、誕生日を迎えて無事に37歳になりました。
その日は目黒通り沿いにある『CLASKA(クラスカ)』というホテルで妻と夜ごはんを食べました。
誕生日(それが何歳であれ)に大切な人とおいしいものを食べるのはとても幸せなことだと思います。

ちなみに『クラスカ』は私たちにとって結婚式を挙げた場所です。
クラスカの屋上での結婚式
こんな感じでした。
結婚式を挙げる前からも、挙げた後も何かあればごはんを食べにいったりしています。


結婚式のことを書いたブログはこちらです↓


結婚式の式場の探し方


結婚式をする場所を選ぶときの方法はたくさんあります。
まずはゼクシィだったり、今はネットの方が優勢なのかな?
選考基準も人それぞれ。
アクセスを重視する人、プランの自由度を重視する人、格式を重視する人もいるでしょう。
『フォトジェニック!』というのも今では重視するポイントかもしれません。
とにかく人それぞれ。

僕らが会場を選んだ理由は、その当時に近所に住んでいてご飯を食べに行ったりしていたお気に入りの場所だったからです。
結婚式をしようとなった時に、最初に思い浮かべた場所が『クラスカ』でした。

自分たちの引き出しの中にある場所というイメージでした。
そういうことも結婚式場を選ぶときには大事なんじゃないかなと思います。
結婚式の仕事をしている友人がいれば、それは『人』でも良いかもしれません。

結婚式の会場を見て回る前にまずそんなことを考えておくのも良いのかなと思います。
結婚式場の情報は溢れかえっています。(ほとんどは広告ですが…)
予算とか、立地とか、スケジュールを考える前にまず『自分たちの引き出し』について考えてみるのがいいのかなと思います。
どんな想い出の場所があったっけ?
2人の好きな場所は?趣味は?どこで食べるご飯が好き?
あるいは、両親はどんなとこで結婚式を挙げたんだろう?とか。

そんな風に事前に考えておくと、流行や広告料や口コミだけではない会場選びができると思います。


持ち込み業者として結婚式の会場について思うこと


持ち込みの業者をしていると、お問い合せ段階ですでに会場に嫌気がさしているカップルもいます。
持ち込みの交渉の際の後出しじゃんけん的な会場の対応はよく伺います。
そういう会場に対する負の感情を煽って、交渉次第でよりよい条件で持ち込めます!という業者さんもいるかとは思います。
中間マージンの話だったり、スタッフは学生アルバイトで、みたいな話で交渉するカップルの闘志に燃料を投下したり。

もちろんウェディング業界は不条理なことが多いです。
結婚式はすごく良い思い出だけど、会場自体は思い出の場所ではないよね、みたいな話を聞くのはちょっとつらいです。
そういうことも確かにあると思います。

でも、結婚式を挙げた一人の人として思うのは、やっぱり結婚式を挙げたその会場というのは2人にとって思い出の場所であってほしいということです。

打ち合わせでも、その会場に決めたポイントを伺っています。
建物やチャペルの感じが好きだったということであれば、その雰囲気をしっかりと撮ります。
プランナーさんやスタッフということであれば、その働きぶりにカメラを向けるようにしています。

基本は持ち込み業者ですし、どちらかといえば会場の利益を横取りしている立場ではあるので、あんまり偉そうなことは言えません。
でもウェディングに関わるものとして、カップルにとってその結婚式場が良き思い出の場所として記録と記憶に残せればいいなと思っています。
何よりもそういう場所があるということはカップルにとってのその後の人生を豊かにしてくれると思っています。

たとえば、僕らが『クラスカ』で夜ご飯を食べて、幸せな気分になれるように。

そんな風に誰かにとっての思い出の場所やそこで過ごす大切な時間を形に残せる仕事をしていることを誇りに思っています。
これからもそういう仕事をしながら、年を重ねていきたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。


ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちらから↑


2017年2月14日火曜日

ウェディングビデオグラファーの探し方

2月。まだまだ寒い日や雪の日が続きますね。
そんな中でも春のウェディングのお打ち合わせをさせていただくことも増えてきました。

打ち合わせではいろんなことを伺います。
ある程度決まって聞くこともありますし、思いつきで聞くことも多いです。

ウチキフィルムを選んでくれた理由をお聞きすることもあります。
カップルがウチキフィルムに期待してくれているものを外さないために聞きます。
そのながれでお2人のほうから他の業者を選ばなかった理由を教えてくださることもあります。

そこで『ビデオ業者を選ばなかった理由』から、お2人にとって最良のビデオグラファーに出会うために早めにチェックしておいたポイントを3つほど書いてみたいと思います。

結婚式のビデオの業者の選びの3つのポイント!


①サンプルを見る!

お客様が教えてくれた業者を選ばなかった理由=
『サンプルがイマイチだった!』

一番シンプルな理由ですね。

会場の提携業者に対して、こう感じるケースが多いようです。
これは本当に不思議で『なんでだろう?』と思います。
その撮影会社に下手な人しかいないってことなら分かりますが、そんなことってあるのかなぁ。

サンプルと全然違うじゃん!ていうのも問題だけど、見てがっかりしてネットで検索しちゃうレベルってのはどうなんでしょう?
サンプルってイコール『一番良くてこんな感じですよ』ってものとしてみる人が多いと思う。
だから、それがイマイチだと本当にがっかりすると思う。

サンプルと違うじゃんってクレームを起こさないようにあえて質を下げているなら、そういうことは本当に止めたほうがいいと思います。
サンプルのクオリティーが低い→ビデオグラファーの目指すゴールが低い→ビデオグラファーの質が低下する
→もっとサンプルのクオリティーを下げないといけなくなる→それにあわせてもっとビデオグラファーの質が下がる

その撮影会社ではきっとすべてにおいて負のスパイラルが起きてるんだろうなと想像します。

なんだか寒々しい気分になります。
でも、早めにそんなサンプルを確認しておけば『打つ手』はいくらでもあります。
半年くらい前ならまだまだ多くの『素敵な』ビデオグラファーを探して持ち込むことができるはずです。


②ググる!


お客様が教えてくれた業者を選ばなかった理由=
『社名を検索したら最初にアルバイト求人が出てきた!』

これは盲点かも!って思いました。
当日20万くらい払った商品を担当してくれる人が時給1000円とかって嫌ですよね。

…とはいえ、僕もこの業界で働き始めた頃は1000円くらいでした。
そういう業界の入り口も必要だとは思うなので、時給だから・アルバイトだから駄目だよねというのは、僕の口からは言えないです。

だから気にするなということではなく、ネットの情報はある程度見ておいてもいいのかなとは思います。
特にビデオの提携業者だけでもいくつか紹介されるような会場では比較のために見ておいた方が良いのかもしれません。

ネットでわかるのは求人情報だけではありません。
その業者が提携会場だけでなくネットでも集客していて、魅力を感じるようなサンプルを打ち出せているなら業者としてちゃんとしているのかなと思います。

※提携会場で提示された料金と全然違う料金で売り出してたりすることもあるので、チェックしておいても良いかもしれません!

③会いにいく!


お客様が教えてくれた業者を選ばなかった理由=
『他社への非難がつらかった!』

提携業者ではなく、持ち込み業者をご検討の場合です。

持ち込み禁止で有名な大手の会場で挙式を予定しているカップルからのご相談を受けている時に教えてくれた内容です。
持ち込み禁止だけど、それでも素敵な映像を残したくて『いいな』と思う業者さんと会ってお話をしたそうです。
その打ち合わせの際に、業者さんはおふたりが挙式する会場の映像についてクオリティーが低いとハナから決めつけて話を進めました。
おふたりはそのことに強い違和感を覚えました。
「こんなに決め付けて話す人は自分たちの感覚に合わせてくれたり、気持ちを共有してくれないんじゃないか?」と。

ウェディングムービーのクオリティーが高いとか、低いとかを決めるのはカップルだと思います。
カップルが見て『いいな』と思うかどうか。
業者側が決めることじゃない。
業者の内々でクオリティーの基準を定めて、それをカップルの感覚を無視して振りかざしても誰のためにもならない。
教えてくれた業者の事例は極端だったのかもしれないけど、実際この変な感じは狭いウェディングムービーの業界に蔓延してるんじゃないかなと感じることが多々あります。

もちろん高いクオリティーを目指すべきではありますが、確定的なクオリティーの基準はどこにもない。
カップルが決めることだし、その答えはいつも少しずつ違っているはずです。
だから僕らウェディングビデオグラファーはいつでも、『もっと何かできるんじゃないか?』という模索と挑戦の中にいれば良いと思う。(言い換えると不安と恐怖の中に)

すこし話が脱線しましたね!

とにかくホームページやサンプルが気に入った業者さんを見つかったら、まず『会う!』ということをお勧めします。
スケジュールの調整や打ち合わせにも費用がかかるかもしれませんが、お2人がこだわればこだわるほど、時間を掛ければかけるほどウェディングムービーは理想の形に近づきます。

以上、3つほど反面教師的な事例とともに3つのポイントを挙げさせていただきました。
すごく初歩的な感じですが、結婚式のビデオにこだわりたい場合はお早めに以上のようなご準備をお勧めしています。
ウチキフィルムでは選ばれる理由をこれからドンドン増やして(選ばれない理由を減らして)いけたらいいなと思います!
よかったらウチキフィルムのホームページもご覧ください!

ウチキフィルムのホームページはこちらから↑




2017年2月3日金曜日

ウェディングのトレンドについて

節分の恵方巻が全国的にすっかり定着して数年が経ちますね。
今年も妻と一緒に恵方巻を食べます。
何年くらい続いているだろう?
とにかく食べます。

なんでだろう?と考えます。
色々あります。
とりあえずご飯として楽しい。
とりあえずマメより海苔巻きが好き。
いや、海苔巻きが好き。

どうして海苔巻きが好きか?
思い出す光景があります。
小学生くらいにとんねるずが『ねーぎとろまきまき』とCMか何かで言ってから
我が家では休日にたまに手巻き寿司を食べるようになりました。
海苔巻きを食べるとふとその頃のことを思い出します。

だからどうしたというわけではないのですが、少なくとも僕にとってはこの流行りに乗る意味はあるのだというお話です。

ウェディングの流行について


さて、トレンドから定番になるものもあれば、トレンドで終わるものもあります。
ウェディングでは毎年のように様々なものがトレンドになります。

定番になってそのまま定着したものもあります。
・ベールダウン
・イニシャルのモチーフ
・撮って出しのムービー
などなど。

逆に定番だったものが次第に見なくなることもあります。
・デカいケーキ
・キャンドルサービス
・ドライアイスとかシャボン玉の演出
などなど。

インスタの影響力!

昨年くらいから良く見るようになったものは『赤いLOVEの紐』!
2016年秋のウェディングでは本当に見ないことがないくらいでした。
『赤い紐 結婚式 紐』で大量の画像が出てきます。

『プロフィールブック』もウチキフィルムで担当しているカップルだと作っている割合が増えてきました。
プロフィールブックの写真


ケーキトッパーもかわいいものを持ち込む傾向にありますね。
おしゃれなケーキトッパー


SNS(主にインスタグラム)の影響で流行がかなり分かりやすく現れるなぁと感じます。
打ち合わせでそういったことを色々と教えてくださるカップルもいます。
ビジュアル面の進化に対応することはもちろん大事。
僕らビデオグラファーやフォトグラファーにとってはただ撮ってもなぁという部分もあるので演出のセンスみたいなものを求められてきます。
それは十分に楽しい作業です。
お2人の手作りだったりして思い入れもあると思うので出来るだけしっかり撮っておきたいなぁとも思います。


オシャレなものをオシャレに撮ってみるとこんな感じです↑。
もちろん2人らしさも大切に撮りました。

結婚式の『かわらないもの』

ビデオグラファーとして結婚式の撮影に臨む時、あんまり演出やビジュアルだけを追いかけすぎると大切なものを見逃しそうで少し怖いなぁとも思います。

2人の人が出会って結婚式を挙げる。
そのことの本質は多分変わらないと思います。
その根っこの部分をいつもつかまえられるようになりたいと思っています。

2人がお互いを思うこと、その家族を思いやること。
取り囲む全ての人の笑顔だったり、泣き顔だったり、素敵な言葉や言葉にならないけど温かい何か。
そういうものを常に一番に撮っていたい。

今年はどんなものが流行るか?は正直良く分かりません。
今年どんなカップルに出会って、どんなストーリーを描けるか?
そのことにワクワクしていたいと思っています。

まだまだ4月~6月のお問い合わせをお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します!

ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちらから↑

映画の中の結婚式について

12月31日。 大晦日。 仕事柄、秋は忙しく日々が過ぎ去っていくので、10月くらいには夫婦で『正月が楽しみだねー』なんて話をしています。 大晦日の夜から元旦とおせちを作って食べて、お酒をのんで、雑煮を食べてという毎年のお正月は、夫婦にとって大切なひと時です。 お正月の特...