2016年7月18日月曜日

シエロイリオでの結婚式のムービー撮影(クレイジーウェディング)

7月も半ばを過ぎました。
気づけば、たまプラーザの団地でもセミが鳴き始めました。
それも結構なボリュームで。
もうそんな季節、暑いわけです。
撮影会社の社員を辞めたタイミングで目黒から引越してきたのでそろそろ住んで2年になります。

独立して提携先などない状況で、お客様に直接お持込み頂いて撮影するようになって約2年。
色々なカップルを撮影させていただくために色々な会場にお邪魔させていただいてます。
独立するときに『こんなの撮ってみたいな』と思っていたシーンやウェディングが漠然とありました。
その一つがクレイジーウェディングみたいなオリジナルウェディング。

願望というのは意外と叶うもので、先月クレイジーウェディングさんプロデュースの結婚式を撮影してきました。
個人的にはクレイジーウェディング=素敵なムービーというイメージがあるくらい素敵な提携業者さんがある中、わざわざウチキフィルムを持ち込んで頂いたお二人には心から感謝しております。
しかも新婦さんはドレス屋さんでウェディングのお仕事をされていたという意味でも、本当にすごく嬉しいご依頼でした。

クレイジーウェディングを撮影してみて。


スタッフ目線でいわゆる普通のウェディングと違って印象に残ったことを2点。

一つは朝一番にプランナーさんが撮るべきアイテムの意味や進行の流れ、立ち居地などを現場を見ながら説明してくれます。
プランナーの方にビジュアルのイメージがしっかりあって、持ち込みだろうと関係なく、2人のためにこうしてほしいという提言をしてくれます。
見せる意識・見られる意識がとても強いなと感じました。

もう一つは、スタッフの方の挨拶がすごくちゃんとしてました。
笑顔だし、ちゃんと声張ってるし。
ゲストにはどこの会場も当たり前ですが、持ち込みのスタッフにまでこんな対応をしてくれることはまずないので、単純に嬉しかったです。


コンセプトは「アロホモラ」。

アロホモラというのはハリーポッターの扉を開けるときの呪文のことだそうです。
閉じているものを開くとか、一歩先に進むみたいなイメージがアイテムやパーティーの進行、もちろん会場装飾に反映されています。

(世界観を詰め込んだメインの装飾は圧巻でした。)


会場とのファーストミート。


普通のウェディングでは聞いたこともないイベントですが、このタイミングで感動して泣かせるチカラはすごいなと思いました。



挙式。


パーティー会場とはまた違った雰囲気も素敵でした。
すごく2人らしさが反映されている誓いの言葉。



パーティー。
手作りのアイテムが多くて、撮りがいがありました。

パーティー前が実は一番一生懸命撮影しているポイントかもしれません。




自分たちでのプロフィール紹介。

ウチキフィルムのブログを参考にしていただいたそうです。
ブログも書いておくものですね、嬉しかったです!

その後はダンスタイムがあったり、感動のお手紙の時間があったりで本当に盛りだくさんで楽しい撮影でした。

パーティー中、司会からのインタビューされた新郎の言葉の中で、「いままで各年代でお世話になったみんながいる、こんな瞬間は一生ないんだろうな」というような言葉がありました。


それはまさに自分が結婚式を挙げてみて感じたことでもありました。
本当に人生の中で関わった大切な人がその空間にたくさんいて、そのことは準備の段階で頭ではわかっていても実際どういうものかは目の当たりにしないとわからないものです。
実際、その状況に自分が立つとその空間・瞬間がどれだけ貴重かが骨身に沁みます。
結婚式を毎週撮影している忘れてしまいそうな、その貴重さを改めて思い出させていただきました。
結婚式はそれがオリジナルウェディングであれ、いわゆるパッケージウェディングであれ、全てその瞬間にしかない本当に大切な時間です。
だからこれからも、ひとつひとつの出来事や感情を大切に撮影していきたいなと思っています。


そんなわけで出来上がった映像です。
是非、観て下さい!



今年の秋のお問い合わせもまだまだ受付中です!
これからもウチキフィルムをどうぞ宜しくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページは↑こちらから

2016年7月7日木曜日

ファミリーウェディングのためのプロフィールムービー撮影(前撮り)

7月に入りまして、ウチキフィルムにも秋の七五三のお問い合わせも増えてまいりました。
ウチキフィルムは主に結婚式のムービーを撮影する業者ですが、お子さまのムービー撮影もしています。

写真で可愛く撮るのも良いですが、子供らしい表情、動き、声は映像として撮るべきなんじゃないかと思っています。
お子さまのかわいさだけじゃなく、お父さん・お母さんの姿も撮るのでいつかお子さまが見たときに温かい気持ちになってくれればいいなと思って撮っています。

そんな風にして映像を家族の大切な記録として残していく文化がもっと身近にもっと素敵に根付くことを目標にやっています。

さて、先日そんなウチキフィルムの取り組みがウェディングで生きる機会がありました。

ファミリーウェディング!


4月の後半にお問合せいただいたカップルの間には既に一人のかわいい女の子がいました。
子育てに追われながらの結婚式の準備は大変で、気づいたらもう2か月前だったのこと。

打ち合わせ中も基本は女の子のペースの気分に合わせて、進めました。
目が合って突然ニコッとされると何を話してたか忘れちゃうくらいかわいいのですが、
同時に子育てしながらの結婚式の準備は本当に大変だろうなぁと頭の下がる思いでした。

ウェディング当日の撮影とプロフィールムービーのオーダーを頂きましたが、
いわゆるプロフィールムービーではない仕上がりをご希望でした。

お打ち合わせの段階で、ファミリーウェディングの一言では終わらない結婚式に対する強い想いを伺うことが出来ました。
オリジナルウェディングとして、テーマやモチーフがはっきりしていましたし、何がしたいのかもかなり明確でした。
そんな打ち合わせの会話の中で、何より感じたのはお2人のお子さまへの愛でした。

ウチキフィルムとして提案したことは、お子様への手紙を書いて読んでもらうことでした。
まだ1歳半だから、今は全然わからないと思うのですが、いつか彼女が成長して見たときに嬉しくなるような、そんなプレゼントみたいなムービーになればいいなと思いました。

ご自宅と公園での撮影


撮影場所は2か所。
お子様が遊べて、素敵な映像が撮れるところとして、公園。
お手作りだったり、こだわって選んだアイテムが多いのと、お手紙の音声を撮影しやすい場所ということを重視してご自宅。

ご自宅でのワンカット。
マリッジリングとベビーリングを並べて撮影しました。
KAORUのマリッジリングの撮影
(ファミリーウェディングらしいカットになりました。)

ご自宅での撮影はお2人それぞれの特徴を出しつつ、パーティーの伏線になる映像を撮影しました。
ギターの練習の撮影
(当日はご余興としてギターの弾き語りのご披露がありました。)

エコー動画も撮影させていただきました。
マタニティの時のエコー動画
(今どきはムービーで見られるそうです!)

ご近所の公園はちょうどシロツメクサが咲いていて、夕方の時間帯は本当に美しい場所でした。
夕暮れの中のワンちゃんとお子さんの映像はちょっと反則かもしれません。
六仙公園でのロケーション撮影
(とにかく笑顔が最高にかわいいです!)


どうしてもお子さま中心の撮影になってしまったので、ラストになんとか撮った2ショット。
東久留米でのロケーション撮影
(ご近所の川沿いの歩道がとても素敵でした。)


そんなわけで完成したムービーがこちらになります↓



お手紙自体はお子様へのメッセージではあるけど、プロフィールムービーでもあるので家族の物語を読み聞かせるように編集しました。

これからもウェディング映像の型にはまらずにそのカップルに必要なムービーをご提案できるように頑張っていきたいと思います。
ちなみにまだまだ今年の秋のウェディングも七五三も絶賛ご予約受付中です!

ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちら↑


映画の中の結婚式について

12月31日。 大晦日。 仕事柄、秋は忙しく日々が過ぎ去っていくので、10月くらいには夫婦で『正月が楽しみだねー』なんて話をしています。 大晦日の夜から元旦とおせちを作って食べて、お酒をのんで、雑煮を食べてという毎年のお正月は、夫婦にとって大切なひと時です。 お正月の特...