2016年2月14日日曜日

結婚式の映像ラインナップについて

関東では春一番というよりは暖かい嵐が通りすぎました。
結婚式の春シーズンの到来が少しずつ近づいて来ています。
今年の冬は昨年よりも、春に向けての準備が多くありました。
すごく探して見つけてきてくれたり、ご縁が繋がってご紹介いただいたり。
どちらもとても幸せなことだと感じています。
こんな風にして、毎年少しずつでもお問い合わせやご紹介頂くことが多くなるように精進してまいります。

前回の記事でウチキフィルムの主力商品はウェディングハイライトであると書きました。
ウェディングハイライトは、結婚式当日を結びまで撮って、後日5分にまとめるダイジェストムービーに仕上げるプランです。
ウチキフィルムで挙式当日を撮影させて頂く場合、ウェディングハイライトのご注文をいただく場合がほとんどです。
ただ、ありがたいことにハイライトだけではなくオプションとして、いろいろと追加していただくことも多いです。

本日はどんなオプションとの組み合わせが多いかをご紹介します。

①Same Day Edit(当日の撮ってだし編集)

受注率:55%
ウェディングムービーの中でも定番になりましたね。
当日、撮ったものを披露宴の結びに上映するアレです。


ウチキフィルムの撮ってだし編集のサンプル

ウチキフィルムならではのメリット

・私服での前撮りのシーンが入ることで撮ってだしを見慣れてるゲストにも新鮮な驚きがある。
撮ってだしをやらない理由として、「ゲストが一度見ていることをわざわざ見せる理由がわからない」という意見を伺うことがあります。
ある意味その通りだとも思います。
なので、ゲストが絶対見ていないシーンを導入部分などに入れることで何が始まるのか、次にどんな映像がくるのか、いい意味で期待を裏切る構成が出来ます。
結果、ただの当日の再現や記録ではない、発見のあるムービーとして楽しんでいただけるのかなと考えています。


・編集する人間が作業を終わり次第、ハイライトの撮影に戻るので2名のビデオグラファーで撮っているシーンが多い。
当然なのですが、撮って出しの編集は披露宴の結びより前に編集作業は終わります。
編集が終わったら何をするか?ウチキフィルムでは披露宴の撮影に入ります。
なぜかというと、一人で撮影するより2人で撮影した方が後日編集するハイライトのクオリティーが上がるからです。
そういうわけで撮ってだしのご注文をいただいた方が、ウェディングハイライトのクオリティーが高まる場合が多いです。
すごく簡単な理窟なのですが、会社単位になると難しいみたいです。

理由としては、
案件ごとにクオリティーが変わることを良しとしない。
後日の編集素材が増えるので、編集にかかる時間が長くなる。
会社員の場合は編集が終わり次第、別の案件のフォローや撮影・編集に入ることで、一件のクオリティーの追求よりも全体の安全を追求する責任がある。
そんなとこでしょうか。

このあたりの姿勢が会場のビデオグラファーか、新郎新婦のビデオグラファーかの端的な違いになるかと思います。


・撮ってだしを超えるために、後日納品するハイライトはよりこだわりの強い作品が出来上がる。
納品の早さはクオリティーの一部だと僕は思っています。
撮ってだしの映像としての強さは、「当日観る」という、圧倒的な納品の早さにあります。
ゲストの反応がよければ、それも映像の印象を上げます。
表面的な撮影、表面的な編集をしてしまうと後日編集で収録範囲が異なるものでも、同じもの・似たようなものという印象になりかねない怖さがあります。
なので、当日撮ってだしを納品した時のハイライトの編集のほうが悩みが深いです。
悩んで悩んで、編集する分、テーマが明確であったり、細部にこだわった構成になることが多いです。
これも編集に掛ける時間を臨機応変に調整できる個人単位のプロダクションならではの強みかもしれません。


②Wedding Snap(結婚式のスナップ写真撮影)

受注率:40%
結婚式の準備の順番としてムービーよりも先にスナップカメラマンが決まっている場合が多いのですが、スナップの受注率も数えてみるとそこそこありました。
お早めにお問い合わせ頂いた方には、なるべくフォトグラファーを選べるように、なるべく打ち合わせを直接できるようにしています。
一緒にお仕事できるフォトグラファーさんも増やしていきたいといつも思っています。

ウチキフィルムならではのメリット

・ビデオグラファーとフォトグラファーのコミュニケーションが取れている状態で現場に入るので、スムーズに現場を進行できる。
ウチキフィルムでご紹介するフォトグラファーは、打木の元仕事仲間やカメラマン同士の横のつながりで面識のある人たちです。
なので、当然立ち居地で揉めるとか、そういうことはおきません。
と同時に、知っている人が同じ現場にいるというカメラマン同士の安心感は新郎新婦に伝わるので、いい空気を作りやすいです。
また、当日の限られたロケーションフォト時間でも次に何を撮るかなどの確認をし合うことで、写真と映像両方を効率よく撮影することが出来ます。

ウチキフィルムのウェディングスナップのサンプルページのリンク


③After Party Highlights(2次会のムービー撮影)

受注率:40%
1次会から2次会までの撮影も比較的多いです。
挙式会場が持ち込みNGの場合は2次会だけの撮影の受注もあります。

ウチキフィルムの結婚式2次会映像サンプル


ウチキフィルムならではのメリット

・ならではのメリットではないかもしれませんが、価格の割にクオリティーは高めだと思っています。


④スクリーンアイテム(披露宴で上映する映像制作)

受注率:50%
プロフィールやオープニング、事前制作のエンドロールなどなど。
お2人に時間がないときのお手伝いといった感じです。
もちろん、プロフィールムービーのみ・オープニングムービーのみの受注もあります。

ウチキフィルムのスクリーンアイテム事例

ウチキフィルムならではのメリット

・私服前撮りの映像で作ることが出来るので、オリジナリティーが満載。
プロフィールムービーの目的は上映することではなく、伝えることです。
趣味の写真よりも実際に趣味を楽しんでる映像のほうがずっと伝わりますし、2人の仲のよさも2人の写真より映像のほうがもっと伝わったりもします。


他にもオプションはありますが、この四つをそれぞれのご事情に合わせて、組み合わせて頂くことが多いです。
お問い合わせの際の参考にしていただければ、幸いです。
春シーズンのお問い合わせにも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページ

映画の中の結婚式について

12月31日。 大晦日。 仕事柄、秋は忙しく日々が過ぎ去っていくので、10月くらいには夫婦で『正月が楽しみだねー』なんて話をしています。 大晦日の夜から元旦とおせちを作って食べて、お酒をのんで、雑煮を食べてという毎年のお正月は、夫婦にとって大切なひと時です。 お正月の特...