ウェディングムービーを撮影するようになって、ちょうど10年が経ちました。
提携業者として撮影していたのが8年。
持ち込みの業者として撮影し始めて2年。
持ち込み業者という立場で結婚式を撮影するようになって、可能な限り会場の下見に行くようにして、改めて思うことがあります。
会場と提携している撮影会社で働いてる時は、正直、数えるほどしか事前の下見をしたことはありませんでした。
当日初めて見る会場で撮影するなんてことは【よくあること】でした。
プランナーさんとの事前の打ち合わせも、当然ありませんでした。
場合によっては誰がプランナーさんかも把握しないまま撮影を終えることも多々ありました。
進行についても前日夕方にようやく会場からFAXが来るみたいな感じです。
提携業者のビデオグラファーなのに、当日まで2人のことも、会場のことも何も知らない!みたいなこともありました。
すごく皮肉な話なのですが、フリーランスの持ち込み業者だからこそ、打ち合わせで2人のことを知ることが出来て、下見で会場も見ていて、プランナーさんとも話しが出来ている。
そういう意味では、恵まれた状況で一組一組の結婚式を撮影をしています。
そんなわけで今週も平日に下見に行ってきました。
グランドプリンスホテル高輪(工事中)に併設されている、『貴賓館』という素敵な建物。
(帰り際にiphoneで撮りました。良い感じの古さです。)
初めて撮影する会場ではないんですが、結婚式は同じ会場でも流れだったりが微妙に違うものなので、撮ったことがある会場でも下見には行くようにしています。
ちなみに以前はこんな感じで撮りました↓
今回は貴賓館の中でパーティーもということなので、とても楽しみです。
会場下見で見ているものは?
さて、会場下見で確認していることとは何でしょうか?
①撮影に必要なこと(ざっくり羅列します)
・撮影制限の確認
新郎新婦からの説明と違うことを言われることもあるので、よく確認します。
・当日の流れや進行の確認
特に2人が知らないことがあるかどうか、サプライズを確認します。
・光
光の色。方角。
カーテンの開くタイミング、スポットライトの有無とそのタイミングなどなど。
照明設備の関係でどう撮ってもチラつく、フリッカーが出るという会場もあります。
・音
音響卓からの録音が可能か?可能なら必要なケーブルは?
・動線
テーブルのレイアウト。
披露宴会場のどこから入場するのか?料理はどこから出てくるのか?
余興の場所、内容。
・NG事項の確認
会場としてやってほしくないことを聞きます。
逆に言えば、それ以外についてはやってもOKと判断しています。(もちろん常識の範囲で!)
・機材が置ける場所
撮って出しエンドロールの受注があれば、編集場所や電源の場所の確認もします。
もっといろいろとありますが、おおよそこんな感じで一つ一つ確認します。
新郎新婦からの説明と違うことを言われることもあるので、よく確認します。
・当日の流れや進行の確認
特に2人が知らないことがあるかどうか、サプライズを確認します。
・光
光の色。方角。
カーテンの開くタイミング、スポットライトの有無とそのタイミングなどなど。
照明設備の関係でどう撮ってもチラつく、フリッカーが出るという会場もあります。
・音
音響卓からの録音が可能か?可能なら必要なケーブルは?
・動線
テーブルのレイアウト。
披露宴会場のどこから入場するのか?料理はどこから出てくるのか?
余興の場所、内容。
・NG事項の確認
会場としてやってほしくないことを聞きます。
逆に言えば、それ以外についてはやってもOKと判断しています。(もちろん常識の範囲で!)
・機材が置ける場所
撮って出しエンドロールの受注があれば、編集場所や電源の場所の確認もします。
もっといろいろとありますが、おおよそこんな感じで一つ一つ確認します。
②プランナーさん
色々書きましたが、実は下見の時に一番見ているのは、『人』です。具体的に言うと、プランナーさんが2人のために働いている人なのか?
それとも自分や会場のための働いている人なのか?
プランナーさんが2人のために働いている人なんだなと確認できれば、それで下見終了でもいいかなと思います。
いくつかの決まった質問をするので、その答えで大体判断しています。
一度撮影した会場でも、案件ごとに下見をしている理由は、実はそこにあります。
プランナーさんがしっかりと2人のために機能していると、ビデオグラファーとしてはとても安心します。
ただただ撮ればいいという気持ちでいられます。
そうでない人の場合、経験的に全然知らされていないことが起こったりすることが多いです。
下見でプランナーさんがあてにならなそうな場合は、撮れないシーンがないように、知らないことがないように、2人との事前のやり取りが増えてしまいます。
撮影中も細心の注意を払います。
本当にこれはもう会場がどうこうではなく、『人』の問題です。
だからまず会ってみる、話してみるということをしています。
さて、今週下見に伺った『貴賓館』のプランナーさんは2人のために働いている感じのとても感じの良い方でした。
貴賓館での待ち合わせの際、扉を開けて笑顔で迎え入れて下さった時から、実は何も心配していませんでした。
そういう時もあります。
もう、こういう場合は撮影がただただ楽しみです!
これからももっともっと結婚式のムービー撮影を究めていきたいと考えています。
そうして選ばれる『人』になっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
ウチキフィルム 打木 健司
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