今週はフォトネクスト(営業写真のイベント)やブライダル産業フェアなどインプットの機会が多いので、積極的に外に出るようにしています。
さて、今回はそんな6月のとても気持ちよい日曜日に担当させていただいた結婚式のご紹介です。
ご注文いただいたのは2つ。
①挙式までの映像を当日のパーティーの結びに上映する撮って出しのエンドロール
②当日のスナップ写真撮影
まずは当日の撮ってだし映像をご覧ください!
今回は撮ってだしエンドロールについて書き進めます!
日比谷パレスから湯島天満宮への出張撮影!
まず当日の流れを簡単に書いておきます。
お2人とご家族のお支度は日比谷パレスというレストランです。
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挙式は湯島天満宮。
そこでゲストも大半が集合。
↓
挙式が終わったら、みんなで日比谷パレスへ。
受付後にウェルカムパーティーをして全員で写真撮って、ウェディングパーティーという流れでした。
撮ってだしエンドロールの収録範囲は日比谷パレスに戻って、ウェルカムパーティーをして全員集合写真を撮るところまでという感じです。
エンゲージメントムービーの撮影
約半年前にお問い合わせをいただきまして、お2人に初めてお会いしたのは今年の1月。
作り手としては、とても魅力なご職業のお2人だったのですが、職場での撮影は難しそうでした。
お2人のお住まいはいわゆる谷根千エリア。
新郎の趣味に合わせて新婦も自転車を買ったということで、2人で自転車で町をブラブラしてもらいました。
谷根千エリアは良い意味で整理されていない街並みが面白いので、歩いているだけでロケーション撮影として成立します。
(キレイ!素敵!というのとは違いますが…、味わいがあります!)
蛇道。
根津と谷中の間にある、文字通り蛇みたいなジグザグな道です。
初めて知りましたが、どうしてこうなった!的な道。
谷中。
瓦で出来た塀は特徴的なロケーションですね。
湯島天満宮(湯島天神)。
湯島天満宮はご自宅から近いというのも挙式会場を選んだ理由の一つだったそうです。
日常の延長ということで湯島天満宮でもすこし前撮りさせて頂きました。
上野周辺。
前撮りの撮影予定が3月末の撮影だったので、元々桜狙いではありました。
とはいえ、今年は桜の満開が遅く、タイミングは合いませんでした。
でも、さすが上野!
数本早咲きのものがあり何とか桜も撮れました。
日比谷パレスでのお支度の撮影
まずは日比谷パレスで来館から撮影させていただきました。
日比谷パレスさんは1日1件の会場で、かなり自由な雰囲気で撮影させていただけるので、お支度の前後でもいろんなシーンの撮影ができます。
オリジナルマトリョーシカなどお支度中にアイテム関係を撮れると、だいぶ後々の撮影が楽になります。
出発前に少し日比谷公園の中で撮影。
深緑が茂る日比谷公園は最高のロケーションですね。
で、ご家族の皆様とバスで出発です。
日比谷パレスから湯島天満宮は15分くらいでした。
湯島天満宮での挙式!
湯島天満宮さんは、東京でも指折りの神社の一つなので、結婚式もかなり慣れていらっしゃる感じです。
慣れているから、雑とか・偉そうという感じは一切なく、下見の時から親切で丁寧に対応して頂けました。
太鼓橋やお庭での撮影もちゃんと案内してくれます。
神殿内はかなり広いです。
ゲストも参加で50名くらいは全然大丈夫でした。
撮影がNGな部分は式の始めに行う宮司さんの祝詞の部分。
これはほとんどの神社で撮影・録音NGです。
今回の場合はお2人からご要望を一つ伺っていました。
それは誓いの言葉の声を撮って出しのエンドロールの中に入れて欲しいということでした。
式の進行の中で、誓詞奏上と玉ぐし奉献だけ、神殿の一番奥でします。
だから、その部分はお2人の背中しか撮影出来ません。
相当数の結婚式とその撮影(様々なクオリティーのカメラマン)を受け入れているので、誓いを立てるところだけは邪魔されないような形なのかもしれません。
それは結婚式としては正しいのかもしれません。
そんなわけで誓詞を読み上げる声も、撮影可能な位置からは少し遠いのでカメラに付けたマイクではクリアに録音できません。
『うーん、こりゃピンマイクだな』と下見の時に思っていたら、
『声が録りにくいでしょうからピンマイク使って録ってもいいですよ』と神社の方から言われました。
使っていいですか?とこちらから聞く前に提案されたのは初めてで、なんだか素晴らしいなと思いました。
そんなこんなで無事に挙式撮影を終えて、新郎新婦とスタッフはタクシーで移動。
ゲストはバスで大移動!
お2人とゲストで少し軽食をつまみながらのウェルカムパーティーです。
とってもアットホームな時間で、進行とかは特にありません。
ゲストの笑顔を中心に撮影させて頂きました。
お2人が準備したものをご覧になっているゲストのリアクションは出来るだけ撮るようにしています。
撮ってだしエンドロールの編集作業~上映。
ウェルカムパーティーの結びの全員集合写真まで撮影して、急いで編集に入りました!編集場所を終日使えるようにご用意頂いていたので、パソコンの準備などは撮影前に出来ていました。
これは持ち込みで編集作業をする場合は中々難しいことだったりするので、助かりました。
で、順調に編集が進んで再入場の前にはDVDの納品が終わります。
なので、ご披露宴の後半はスナップ撮影の手伝いをしていました。
ご家族想いのお2人の感動的なお手紙やご挨拶で最高の雰囲気の中、
エンドロールを上映していただけました。
上映中、リアクションが目に見えて良いのは、私服での前撮りのシーンだったりします。
2人のいつもの感じが映像で見れるというのはゲストにとって新鮮な感覚のようです。
あとリアクションが良かった部分は後半に誓いの言葉が音声で流れる部分でした。
湯島天満宮の誓いの言葉は他の神社に比べると、現代的な言葉遣いで書かれています。
なので、2人がこれからずっと一緒に生きていく誓いというのがしっかりゲストに伝わったのかなと思います!
そんなこんなで無事に上映が終わって、拍手を頂くことができてほっとしました。
そして当日の夜、うれしいことにお2人から感想のメールを頂きました。
『打木さん
今、2人でDVDを見ました!!
今日のことがばーっと詰まっていて、涙涙しながら2人でリピート再生しました…
誓詞奏上も最初と最後にしっかりいれてもらえて、ありがとうございます。
私の友人は披露宴中は涙が堪えられてたそうなんですが、最後のムービーで泣いてしまったそうです。
これから先、すっごく辛いことがあっても、この動画を見返して、頑張りたいねと話しています。
すぐに気持ちを伝えたく、短い文章ですが、感想とお礼としてお送りさせていただきました。』
ゲストのリアクションも嬉しいですが、やっぱり2人からの声が一番嬉しいですね。
これからも頑張って行きたいと思います!
さて、次回はせっかく写真撮影もウチキフィルムで担当させて頂きましたので、日比谷パレスでのウェディングパーティー(ご披露宴)についてもご紹介させて頂きたいと思います!
ウチキフィルム 打木 健司
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