異業種のフリーランスの方達とお会いしてお話をする機会の多いひと月でした。
お客様と違って、ホームページをすでに見ていてくれたりということはないので、
「どんな想いで撮影をするのか?」とか
「どうしてこの仕事をしているのか?」とか
そういう話をさせて頂くことが多いです。
あんまり決まった感じでは応えずに、その時その時の想いを話しています。
もっとうまく話せたらいいのになと思う時も多いです。
でも、そういう話をするたびに初心に帰れるような気もします。
初心に帰って思うことは、結婚式の撮影という仕事が楽しくて仕方ないということです。
結婚式の撮影は最高の仕事
ウチキフィルムとして結婚式のご依頼を頂いて撮影するようになって3年。
撮影会社にいた時と『仕事の種類が違う』というくらいに撮影に対する考えが変わったと思います。
一番は撮影が楽しくて仕方ないことに変わりました。
会場提携のカメラマンとして撮影していた頃
以前、撮影会社にいた時の撮影の仕事は基本受身でした。カップルはまず会場を決めて、会場が紹介する商品のひとつとして結婚式のビデオがある。
カップルがそのビデオを欲しいと思えば、発注があって撮影します。
撮影自体は必要な技術さえあれば別に誰でも良いです。
会場に結婚式さえあれば、ある程度仕事は入ってくる。
そんな状況で結婚式を撮影していました。
ウチキフィルムとしての結婚式の撮影の始まり
会場とも提携していないフリーランスなので、カップルから直接のご依頼をいただくにはウチキフィルムを知ってもらう必要があります。
なので、まず『知ってもらうための仕事』をします。
最初の1年くらいは、『どうしたらウチキフィルムを知ってもらえるのか?』、さっぱりわからなかったです。
3年もすると知ってもらう方法が少しは分かってきました。
本当にコツコツとやっています。
ブログを書いたり、インスタを始めたり、当たり前のことを当たり前にやっています。
時間を掛けて積み上げているという感じです。
なんかうまく行ってるなという時もあれば、『どうしたんだろう?』と途方にくれるときもあります。
悩んでも仕方ないから、とにかくやれることは全部やるしかない。
昔から「映像」で自分を表現したいって思っていました。
でもフリーランスで映像を作るというのは、「映像」だけじゃなく、「全て」で自分を表現することなんだと思います。
それって当たり前なんだけど、気づいて実感して行動に移すまでには時間がかかりました。
もちろん知ってもらうだけで自動的にご注文が頂けるわけではありません。
もっと魅力的で注文したくなるにはどうしたらいいんだろう?と考えます。
ホームページについてはいつも考えています。
ホームページは自分のお店そのものだから。
ポートフォリオの順番だったり、価格だったり、ホームページの見易さだったり。
そうして何とか、お問い合わせまでたどり着いてくれて、それでやっとスタートライン。
ようやくカップルと直接コミュニケーションをとることが出来ます。
当日までに準備することはたくさんあります。
打ち合わせのスケジュールを組んで、会場の下見をする。
いつも違った会場だから、どの機材を持っていくかも毎回ちょっと悩む。
基本的には事前の前撮りをしているのでそのための打ち合わせやプランニングの時間、ロケハンなどが加わってくる。
前撮りと言っても『横浜!』とか、『丸の内!』とか定番コースなんてないから、毎回2人のことを良く知らないと提案ができません。
メールの往復回数も結構すごいことになっていることもある。
そうやって迎える当日の撮影はもう嬉しいし、楽しい。
編集に至っては、ずっと編集していたいなと思う。
ただ与えられた仕事をするのとはまるで違っています。全然違う。
ひとことで言えば「最高の仕事」だと思っています。
もちろん、知ってもらう作業というのがウェディングムービーのクオリティーには直接には関係ないかもしれません。
でも、僕の中ではそういうこと全部ひっくるめた時間も全部が『結婚式を撮影する』ということに含まれています。
それで良いし、それが良いと思っています。
これからもウチキフィルムとしての精一杯を尽くしていくことで、少しずつそんな機会を増やしていきたいと思っています。
続けていくことでより良い状況を作れるように、良い仕事を積み重ねていきたいと思います。
そんなわけでウチキフィルムは4年目を迎えます。
本当にあっという間。
頑張っていきます。
とりあえず今のウチキフィルムはこんな感じ↓
これからもどうぞ宜しくお願い致します!
まだまだ今年の年内、11月/12月のお問い合わせもお待ちしております!
ウチキフィルム
打木 健司
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