2018年8月17日金曜日

ヒルトン東京での結婚式ムービー撮影レポート

8月17日。
お盆明けの納品は少な目なので、いつもより頻度を上げてブログが書けそうです!

今回は7月の上旬に担当させていただいた結婚式のレポートです。
画像は主に物撮りを中心にお送りします!


同じ小学校で出会った、同じ苗字、同い年の2人の結婚式!


お問い合わせいただいたのは4月。
プロフィールにオープニング、お色直しまでの撮ってだし、2名体制での後日編集のハイライトムービーというご注文。
ムービーに関して言えば、ほとんどすべてお任せいただいたという感じです。

山口県の同じ故郷の小学校で出会った2人。
同じ苗字で、同い年。
なんとなくお互いの存在を意識していた2人は大学で同じ地域に進学したことをきっかけにお付き合いが始まりました。
それから進学や就職で長い遠距離恋愛を経て、結婚することになった2人の物語を聞かせていただけました。
言葉遣いが丁寧で、とても真面目で誠実な2人という印象を強く覚えました。



結婚が決まり、今は東京で2人で暮らしています。
今年の4月に地元の新郎のお父様が宮司を務める神社で親族だけの結婚式を挙げて、7月に東京でお友達も呼んでの結婚式とご披露宴をされるということでした。


ヒルトン東京の外観
会場は新宿のヒルトン東京でした!

会場は新宿にあるホテル、ヒルトン東京です。
都庁すぐの特徴的なデザインの建物で、最寄り駅からは地上に出ずにいく事が出来ます。
初めて撮影させていただく会場でしたが、下見から当日までホスピタリティを感じる対応をしていただけました。




前撮りで作るオープニングムービーとプロフィールムービー



今回のように映像全般をお任せいただいた場合は、まずは当日ご覧になるゲストのことを考えて、上映する映像の構成をお2人と考えます。

映像を考えるにはどんなゲストがいらっしゃるかはとても大事です。
今回は地元の親族や幼馴染、関西の大学時代の方が多いということを伺いました。

そういうわけなので、オープニングムービーは今の2人の東京での暮らしを描くことをテーマとしました。
住んでいる東京の街はどんな感じ、どんな家でどんな生活をしているのか?
普段離れていて見ることができない、普段の2人を描くことでゲストに今の2人を知る手がかりになれば良いなと思いました。


下北沢で前撮り撮影
前撮りでは下北沢の街を歩いてもらったりしました

山口県シマヤのお味噌
山口のお味噌だそうです。日常の中の故郷を出してみました。




プロフィールでは、もちろんお写真も使いますが、インタビューや4月にの映像なども使って制作しました。
お打ち合わせで山口県出身で地元やご家族への想いの強さを感じていたので、インタビューでその想いをたくさんお聞きして構成を作っていました。

同級生カップルの前撮り定番アイテム
同じ中学出身ということで卒業アルバムを小道具に使いました。


オープニングとプロフィールで前撮りの映像をたくさんお見せするので、撮ってだしのエンディングは当日の映像のみで制作しました。




当日は2人体制での撮影


当日は2名体制でのムービー撮影のご注文を頂きました。
ウチキフィルムの後日納品のムービー撮影は、1カメだと5分のダイジェストムービーと45分の当日映像素材の納品です。

1カメの場合は、ダイジェスト映像の撮り方をするので記録的に撮れないシーンも多くあります。
進行によっては記録的に撮ろうと思っても、撮りきれない場合もあります。

2カメのご要望いただく場合の多くは、記録的にも漏れなく撮影して欲しいということが多いです。
今回の場合も、映像素材は85分くらいの納品となりました。


さらに今回の場合はそれにプラスして、美容室(ブライズルーム)の事情がありました。
ホテルではよくあるのですが、美容室のブライズルームは男性カメラマンの入室がNGの場合が多いです。
今回はまさにそのパターンでした。

そういうわけもあり、撮ってだしなどがあるといつも手伝ってもらっているサポートスタッフ(女性)との2カメ体制で当日のムービー撮影をしました。
新婦のお支度撮影中に、新郎が余興で演奏するチェロの練習するシーンを撮ったりと2カメならではのシーンも多く撮影できました。

ヒルトン東京でのブライズルーム
ブライズルームでは女性のビデオグラファーが撮影しました

結婚式の余興練習
チェロの練習シーン


当日は西日本から多くのゲストが来る予定となっていたのですが、直前からの大雨でお2人にとって大変な結婚式前日だったと思います。
それでもご挨拶をすると、少し緊張しつつも穏やかな表情をされていました。

今回の撮影はファーストミートがとても感動的でした。
小学校で出会った2人、長い時間を掛けて築いてきた想いが溢れたなぁという、本当によかったねぇというファーストミートでした。
そこからは終始、感動しながら撮影させていただきました。


スタードロップ
7月7日の七夕だったので、星をモチーフに!



翌日届いたメール!


撮影の翌日、丁寧なお礼のメールが届きました。

『昨日はビデオ撮影ありがとうございました。
 おとといはあまり寝れず、そして不安と緊張でいっぱいでしたが、お会いできてなんだかほっとしました。
 また披露宴終了後も、遅い時間まで撮影していただき本当にありがとうございました。
 昨日・今日含めて、友人や親族から、OP、プロフィールめっちゃよかったとの感想しか聞いてません!
 本番で流す前からムービーを見て既に満足していましたが、流した後みんなからそういった声を聞けて、改めて打木さんのところにお願いしてほんとに良かったと思いました。
 ありがとうございました。』


フリーランスとして、一組一組とじっくり関わって仕事をしていく中で、こういう言葉をいただけるのが本当にうれしいです!
結婚式の撮影をするという仕事は、当日の朝の挨拶よりずっと前から始まっています。
お会いした時にほっとしていただけたのも、撮影当日までのするべき仕事ができていたということだと思います。
一組のカップル、一組のウェディングにしっかりと向き合って、自分にしか出来ない仕事をしていきたいと思います。

ウチキフィルムではまだまだ10月、11月、12月のお問い合わせをお待ちしております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
何卒よろしくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司

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