2015年9月8日火曜日

持込カメラマンが必要なケース(結婚式のムービー撮影)

9月に入り、いよいよウェディングのシーズンが始まりました。
本日は、ごく最近、ウェディングの撮影の仕事をしている人から必ず聞く言葉をご紹介します。

1010日(土曜日・大安)、空いてない?」


10月=結婚式多い
大安=結婚式多い
土曜日=次の日、日曜日なので気兼ねなく騒げるから日曜日より人気!

人気の日に結婚式を挙げる方々は、そもそも早い段階から式場を予約しているので、予算もしっかり立てていてビデオ撮影を検討される割合も高い傾向があります。

そこにもうひとつ、体育の日に近いので運動会シーズン=普段結婚式を撮っているカメラマンのスケジュールが押さえられている。

もうエライことです。

では、撮影会社ではどんなことが起こるか?

①とにかく知っている人のツテでカメラマンを探す。
→スケジュール空いている時点でヤバイ。

②ウェディング撮影をやめていて、現在撮影の仕事すらしていない人に頼み込んで一日だけ復帰してもらう。
→プロじゃない時点でヤバイ。

③ネットで撮影を受け付けている会社にお客さんとして連絡してみる。
→ヤバイ。

8月、9月に入った新人をデビューさせる。
→逆にすごい。


※④の変則で、ブライズルームまたは送賓などを新人に担当させて、ちゃんとしたカメラマンが一日2件~3件撮りまくるというのもあります。

提携カメラマンの弱点


通常、提携会場のカメラマンの強みは、
会場の流れを知っていて、スタッフとコミュニケーションが取れて、
会場の撮影に慣れていることだとみんな言います。プランナーも言います。

ただおそらく1010日に関してはそうした会場カメラマンの強みを発揮できないケースが多々出てくるかと思います。
本当にうまい社員カメラマンは、はじめて入る(会う)カメラマンのフォローに忙殺され、自身が撮影する時はその日の一番最後の婚礼で、その頃には疲れきっています。

もちろん、全部が全部持ち込みが良いとは言いません。
ただ1010日に提携会場にビデオを発注すると当たりはずれがあります。
失礼な話ですが、とくに人気のない会場の場合は、はずれる可能性が高まります。
撮影会社的に事故があっても傷は小さいですし、前後の施行がなく、最初や後半をフォローする人員もさけないことが多いので、そういうことになってしまいます。

本当に映像にこだわりたい方・何ども見たくなるものが欲しい方には当たり外れがある提携カメラマンよりは打ち合わせ・指名可の持ち込みをお勧めします。
(ちなみに経験上、極端に価格の安い持込カメラマンに関しては、よく確認をする必要があるかとは思います)


撮影の要望を伝えましょう!


提携会場で当たりに当たる方法として、婚礼ビデオの場合は商品のランクが必ずしもカメラマンのランクではないので、高い商品を頼むよりは要望をたくさん、細かく伝えておくことが一番有効だと思います。そのほうが高額商品の受注より要注意!となります。

完全に独断と偏見ですが、今年の秋のもうひとつのピークはおそらく1122日(三連休の真ん中・友引・『いい夫婦の日』)になるかと思います。
いろんなエピソードが生まれそうな予感がしています。

ちなみに、ウチキフィルムも1010日、なんとか仕事にありつけました。
感謝感謝でございます!

ウチキフィルム 打木 健司

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