2018年6月28日木曜日

飯能市での結婚式(クレイジーウェディング)のムービー撮影レポート

6月28日。そろそろ7月。
もう梅雨が明けてしまいそうな気候ですね。


今回は5月の新緑の時期の事例の紹介。
まずは映像をご覧ください!


CRAZYWEDDINGプロデュースの結婚式撮影


プロデュースはクレイジーウェディングさん。
コンセプトウェディングを世に広めたプロデュース会社です。
持ち込んでいただくのは2年ぶりくらい。
今回のコンセプト『Shared Table』




会場は埼玉県飯能市にあるCarvaanというレストランでした。
緑の中にあって、渓流が流れていてというロケーション。


フォトグラファーさんは今回でご一緒するのが3度目のAyako bridalphotographyさん。
今回は新婦がプロデュース会社とか、会場とかよりも先にスケジュールを押さえたという大人気のフォトグラファーさんです。
1度でも現場をご一緒している人は雰囲気とかクセが分かるので、とてもやりやすいです。
単純に知っている人が同じ現場にいると言うのはそれだけで気が楽になります。



当日のムービー撮影について!


会場でのミーティング


今回は16時くらいの挙式で、会場入りは10時でした。
普通の結婚式だと、早くても4時間前くらいなので相当早めです。
会場の中は半分くらいは装飾が出来てるくらいの感じで、そろそろ新郎新婦が来るというタイミング。
機材の準備が出来たら、最初にプロデューサーさん、フォトグラファーさん、アテンドさんと一緒に会場で進行の確認をしていきます。
撮りやすさや見え方などによって、段取りを変えてもらったり邪魔なものをよけてもらったりしました。


会場とのファーストミート




クレイジーウェディングさんならではのイベントとしては会場とのファーストミート。
前回はコンセプトを表現した高砂を初めて見る時間でしたが、今回は高砂という感じではなくコンセプト通りのみんなで囲む『テーブル』でした。
目をつぶっている2人にプロデューサーさんが言葉を掛けて、コンセプトを読み上げて、会場を見せるという流れでした。
目はつぶっているけど、準備してきた色々がこみ上げてきているのが分かって、感動的な時間でした。
前撮り前のこのタイミングで泣かせていいんだろうか?と思いますが、とても素敵なシーンです。



挙式


立っていられる人はみんな立ってという、カジュアルな雰囲気の人前式。
挙式中の2人の背景にも「テーブル」をモチーフに装飾されています。




ゲストからの誓いの問いとお互いへの誓いの問いと二つの誓いの言葉が挙式です。
自分たちの言葉があって、とても感動的な挙式でした。



誓いの言葉が胸を打つのは2人の言葉が自分たちの結婚というものをすごく考えて生まれてきているものだからだと思います。



ウェディングパーティー

テラスと建物の中、というパーティースペース。


料理はみんなでパエリアをシェアしたり、デザートはビュッフェ形式だったり、コンセプトのシェアするということを意識した感じでした。


途中、テーブルのキャンドルが灯って、暗くなっていく時間にサックスの生演奏があったり、夕方~夜の変化を楽しめるような演出が随所にあって、2人が中座している間もずっと撮影しているようなパーティーでした。


日が沈んでからのテラスの撮影は、室内からもれた灯りとほぼキャンドルの灯りだけという結構大変な状況ですが、なんとか撮りきれたかなと思います。



私服でのムービー前撮りについて





持ち寄った人生を分かち合う『Shared Table』というコンセプトに絡めて、その最小単位として、2人で一緒に料理をして分かち合う食卓を撮影しました。
2人らしさの先にあるウェディングを描きたいということもいつも考えているので、日常の雰囲気を撮影して当日と組み合わせたいとも思いました。




また出会ったときの話を聞いていて、新婦が働いていた湖と夕陽の見える実家のカフェのテラスで新郎が本を読みにきていたという話が印象的だったので、夕陽の見える水辺でのロケーションということを提案しました。

東京に住み始めたばかりでそういった場所に心当たりがないということだったので、ロケーションはこちらで探しました。
結構探しましたが、簡単に言うと多摩川です。
こればっかりはお天気次第なのですが、撮影日は本当に最高の天気でした。
おかげで最高の夕景が撮影できました。



いつでも、まずは2人を知って、2人を表現することを考えるところから撮影を始めています。
どんなウェディングでもこのスタイルを変えずに撮っていきたいと思っています。
普段は2人とウチキフィルムのやりとりで作っていきます。
今回はクレイジーウェディングだったので、結婚式そのものに手がかりが多くて非常に撮影しやすかったです。

ウチキフィルムでは現在、2018年の秋シーズンのお問い合わせをお待ちしております。
スケジュール状況のご確認などお気軽にご相談ください!

ウチキフィルム 打木 健司

ウチキフィルムのホームページはこちら↑


2018年5月28日月曜日

結婚式の前撮りロケーションでのムービー撮影の機材について GH5/GH5S

5月も終盤ですね。
結婚式の撮影だけでなく、いろいろな仕事が5月末~6月に集中していて、今頑張りどころという感じになってきています。
ブログもできれば書き続けたいと思います。
今回は最近書かせていただいている撮影機材についてのブログです。

前撮りロケーションでの機材について


結婚式のムービーの前撮りでどのような機材を用意をするかという情報はほとんどありません。
ムービーの前撮りが少しずつ広がればよいなと思うので、情報としてシェアできれば嬉しいです。
1年に40件くらいはムービーのロケーション前撮りをしていますので、経験談としては有益かなと思います。

前撮りの撮影で機材を決める要素は次の3つです。

①撮影の意図、撮影するもの。

一番大事なポイントです。
まず考えるのは何を、何のために撮るか?
大切なのは撮影する上での狙いであり、その狙いを実現するために機材を選びます。


②移動手段


ウチキフィルムは基本、電車と徒歩で移動します。
なので、前撮りの際は持ち歩いて撮影できるだけの機材で撮影します。
お客様が移動のために車を用意してくれる場合は比較的重い機材も持っていけます。
撮影の意図は一番大事ですが、移動だけでヘトヘトになってはせっかくの機材も使いこなせません。
移動手段にあわせて、機材を選択するのも大切です。


③ロケ場所

私服での撮影の場合は、撮影場所はご自宅だったり海だったり、職場だったりさまざまです。
狭い、広い、暗い、明るい、などにあわせた機材選択が必要です。
狭い場合は広角レンズ。
広い場合は望遠レンズやスタビライザー。
暗い場合は単焦点レンズや場合によっては照明。
明るい場合はNDフィルターなどのフィルター。
など、それぞれ機材の重要性が高まります。
カメラバッグなどを一時的にでも置いて撮影できるかどうかも機材の総量に関わって来ます。
一箇所で完結するか、何箇所も回るかによっても、移動の負担が変わるので持てる総量は大きく変わってきます。


基本的には以上、3つの要素で決めています。
①を決めて、②・③と考慮して、現実的な運用を考えていく形になります。
①の実現が難しい時にアシスタントを呼ぶということも選択肢の一つとなります。



【今回のケース】

今回の撮影場所は2箇所。

・ご自宅
2人の趣味やご自宅での雰囲気を描く。
インタビュー・音声は撮らない。

・近所の広場
小さな頃の写真を使った撮影。
インタビュー・音声は撮らない。

時間帯は午後~夕方くらいまで。
ご自宅~広場までの移動は徒歩。

全部の撮影時間は2時間くらい。
ウチキフィルムのロケとしては短め。


機材選択で意識したこと


ご自宅撮影の場合は、空間的に2人を動かせる範囲が少ないので、カメラ自体が動けるように準備する。
基本は室内なので狭さに備えて、広角側のレンズを用意する。
室内の物撮りもありえるので寄れるレンズを準備する。
移動は短く、外でのロケーションでの撮影も動きまわるものではないので、機材全体の重量は重くても大丈夫。


【実際に持っていった機材】

カメラ!




メインで撮るカメラにパナソニックのGH5、ジンバルに乗せて撮るカメラに同じくパナソニックのGH5Sを使います。
2台用意するのは、単純に予備という意味もあります。
GH5は暗所に弱いということで有名?ですが、何かしら光源のある撮影ならほとんどの状況で対応可能です。

レンズ




今回はドキュメンタリーの要素はないので、単焦点で撮影していきます。
持っている中で一番広角が35mm換算で20mmの単焦点を持っていきます。
ノクトンシリーズのレンズが寄れるのでマクロレンズ代わりに物撮りなどで使用します。
ロケがあるので、NDフィルターも持って行きます。


足回り(三脚・一脚など)



ジンバル
ビデオ雲台(ベルボンの丸いやつ)・一脚・一脚ホルダー
スライダー(40cm)

今回は移動が少ないので、ロケーション前撮りとしてはかなり多めです。
メインカメラで使う一脚は普段の結婚式で使うものより、軽くて小さいものを使用します。
地面に足を付けて使うのではなく、腰のベルト辺りに一脚ホルダーを付けて一脚を固定して使います。
手振れ補正のついたカメラを使うことで、不安定さはほとんどなくなります。

ジンバルは室内でも動きのある映像を撮るために使います。
スライダーは物撮り用です。
スライダーは三脚と組み合わせて使うことが多いですが、ロケの場合は三脚を割愛して、現場にある椅子やローテーブルなどで代用します。

今回はインタビューなど音声は撮らないのでガンマイクやピンマイクは持って行きませんでした。
持って行かないものを明確にするのも大切なポイントです。


機材以外に持っておくもの。


ウェットティッシュ。
一脚や三脚などをお客様のご自宅で使用する場合は、ウェットティッシュで足部分を拭いてから使用します。

レジャーシート。
お客様の荷物をおいてもらうために必要になる場合があります。

虫除け。
時期とロケーションによりますが、そろそろ必要かなという時期ですね。
緑の多い場所や水辺などでは持って行った方が良いです。

なんだかキャンプやピクニックに行くみたいですが、同じ感覚で臨んでもそんなに外れてないかもしれません。

【機材よりも大切なこと】


以上、ロケーション撮影時の機材の話でした。
今回は撮影終わりにカップルとご飯を食べに行きました。
実は今回は前撮りではなく、挙式後の後撮りでした。
正確に言うと、前撮りをして、当日撮って、後撮りもしたという感じです。

打ち合わせだけでなく、前撮り・後撮りをするメリットというのは、もちろん映像的に豊かな表現ができることにあります。
もうひとつ、コミュニケーションの部分も大きいです。
実際に一緒にご飯を食べる中で『結婚式の当日にウチキさんの顔が見えてなんか安心しました』ということをお話してくださりました。
本当にいつもそういうスタッフでありたいと思います。

撮影する側にもカップルを知っているかどうかは大きいです。
人が人を撮る関係の中では当然です。
ふたりでいるときの雰囲気、オンとオフの感じ、演出に対する反応や撮り手の意図の汲み取り方。
一組一組で違っています。
それを挙式当日に知っているかどうかで撮れる映像はまったく変わってきます。

機材はもちろん大切だけど、それ以上に大切なものはカップルに対してどう向かい合うか?
機材はあくまでそれをサポートしてくれる道具に過ぎません。

そういう気持ちでこれからも撮影を続けていきたいと思います。
今後ともウチキフィルムをどうぞよろしくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司

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2018年5月24日木曜日

日比谷パレスでの結婚式のムービー撮影

5月24日。
5月も終盤に入りました。
ありがたいことに目の前の撮影と4月分の編集と、6月の準備で日々バタバタしています。

日比谷パレスでの結婚式撮影


今回は4月に担当した日比谷パレスでの結婚式のご紹介をさせていただきます。
日比谷パレスは過去に数回撮影していることもあり、お問い合わせの多い会場のひとつです。


今回のお2人は昨年の8月からご予約いただきました。
まずは出来上がった映像をご覧ください!





私服での前撮りについて


かなり早いお問い合わせということもあり、2人のことを考える時間はありました。
これは結構大事な要素で、早めにお問い合わせいただいて、ご注文が確定することで準備する時間が増えます。
準備とは何か?といわれれば、シンプルに【考える】ということです。
目に見えるものではないのですが、一番大事な準備は2人について考えることです。
それによって何を撮るべきかが明確になるので、結果的にクオリティーをあげるための一番の近道になります。
今回の場合は半年以上前からご注文がきまっていたので、じっくり考える時間をいただけました。

①引越ししたてのご自宅



打ち合わせをした時点でお2人は茨城と神奈川の遠距離でした。
入籍はしているけど、まだ一緒に住んでいない状態。
2人で一緒に暮らし始める【最初】を撮ることで、2人にお会いしたときに感じたフレッシュな雰囲気を表現できると思いました。
ストーリーを語る上でも、ダンボールを開けたり、アルバムを開くことで序盤の導入になるようなシーンが撮れれば素敵だなと思いました。


②出会った大学



大学で出会った2人。
大学を出てまだ数年ということもあり、列席者も大学の頃のお友達が多くいるという結婚式。
2人の始まりの場所で撮影することで、出来上がるムービーにより深い物語を感じられると思いました。
また大学周辺のごはん屋さんや公園などを2人と回ることで、自然な2人を知ることが出来るので、結婚式当日の撮影もいろんなことに気づきながら撮影が進めていくことが出来ます。





結婚式当日の撮影について



当日は雨予報でした。
それも正確には嵐の予報。
予報が当たってしまうと、結婚式自体ができるのかなぁというくらいのかなりシビアな状況でした。
電車が遅れることを見込んで、始発で出発しました。
挙式会場が屋上だし、撮影プランも大きく変わるかなぁと思いながら、2人の到着を待っていました。

日比谷公園の緑を生かした物撮りなどはできない状況でしたが、こんな日だからこそ撮れる映像もあります。
新郎が披露宴会場の確認をしている感じを撮ってインタビューをしてみたり。
新婦のお父さんが一人でいる状況も見つけたので、話してみたり。

そんなこんなしている内に来るはずの嵐はどこかに行ってしまい、日比谷公園でのロケーションがスタート。
本当にうれしそうな2人が印象的でした。



その後は屋上での挙式も滞りなく進みました。



日比谷パレスの良いところは一日一軒の貸しきりということもあり、比較的時間に余裕があります。
ご披露宴終了後にご両親にインタビューしたり、2人にインタビューしたりしました。
今回は若い2人ということもあり、ご両親の言葉も大事にしたいなと思っていたので、お話を聞けてよかったです。


そんなわけで、春のウェディングシーズンは続きます!
6月にもう一度日比谷パレスに伺ったり、初めての会場もたくさん行くことになっております。
編集や撮影でバタバタとしておりますが、秋に向けてのお問い合わせも頂いております。
特に10月・11月はお早目のお問い合わせがお勧めです。
どうぞよろしくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司

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2018年5月15日火曜日

結婚式ムービー撮影の機材選択について(オリジナルウェディング編) GH5/GH5S

5月の中旬。
GWが終わり、結婚式の業界はいよいよ本格的な春の繁忙期です。

今回のテーマは結婚式の内容に応じた機材選択!


はい!カップルのためというよりは、ウェディングビデオグラファーに向けた経験のシェアになります。
かなりマニアックな内容なので、内容がすっと分かる人も限られるかもしれません。
この内容を書く理由はいくつかあります。

ひとつはまさに普段の仕事の話なので、繁忙期でもすぐ書ける。
もうひとつは機材選択というのは、ビデオグラファー同士でよくテーマになる話題だからです。
どんな機材が良いかというざっくりとした相談を受けることがよくあります。
相談されると率直に困惑することが多いです。
完璧なカメラやレンズなんてないからです。
使うべき機材というのは撮影すべきもの、撮影したいもの、撮影できる環境に常に左右されます。
まず機材を考える上で要素を4つ書いておきます。

・どんな映像を撮る必要があるのか?
サービスとしてお客様に伝えていることによって機材選択は変わります。
記録的な内容なのか?撮ってだしをするのか?後日納品なのか?
誰かにアドバイスを求めるときにはこの部分が共通していないと逆効果になる場合があります。

・持ち込みの状況や会場のホスピタリティー
機材のセッティングをして、カメラバックなどを置いておける場所があるのか?
あるいはすべての機材やカメラバッグを持って動かないといけないのか?
これによって持っていける荷物の総量が変わります。
また挙式時に移動できるかどうかでレンズ選択が変わってきます。

・会場の広さ、明るさ
広い会場なら望遠よりのレンズが必要ですし、狭ければ広角よりのレンズが必要になります。
暗ければ開放値が明るいレンズが必要です。
逆に日中のガーデンですべて進んでいくのなら、NDフィルターが必要です。

・一組一組の結婚式に応じた撮影プラン
お客様からのご要望だったり、結婚式のテーマを形にするために撮影プランを考えます。
それは結婚式に数だけ存在します。
そのプランに応じて、当然機材選択も変わります。

そんなわけで今回は先週の土曜日に撮影した具体的な案件に対して、どんな機材を準備したのか?を書いていきます。


今回の結婚式の詳細について


サービス内容(撮るべき内容)
5分のショートムービー+45分程度の当日映像
ショートムービーには当日のスピーチや手紙、誓いの言葉などの音声を使います。

ウェディングの内容
屋外のテラスがあるレストランでの装飾豊かなオリジナルウェディングの持ち込み撮影。
挙式:屋外
披露宴:半分屋外、半分室内
時間帯としては夕方~夜

特記事項
アシスタントカメラマンと2名で撮る。
会場入り時間から挙式までが約6時間。
屋外の照明設備はほとんどない。
音響さんとは連絡済みで音響卓からICレコーダーでの録音は可能。

撮影内容から考えられること
屋外の時間帯が長いのでNDフィルターが必須。
レストランなので、スペースはそこまで広くない。
装飾をしっかり撮るための時間と機材が必要。
会場入りからの披露宴結びまでが長いので、バッテリーと記録メディアの管理も大切。
照明がない状況での夜の撮影が必要となる可能性がある。


カメラ!カメラ!カメラ!





基本は3台使います。
パナソニックのGH5、1台。
同じくパナソニックのGH5S、2台です。

カメラの特性の違いを軽く触れておくと、GH5は強力な手振れ補正が付いている反面、暗所には弱い(ノイズが出る)カメラです。
GH5Sは手振れ補正が付いていない代わりに暗い場所に強いカメラです。

GH5は手振れ補正がついているので、メインカメラとして動き回って撮るカメラとして使用します。
GH5Sの1台は三脚などで固定してスピーチを長まわしするカメラとして使います。
もう1台のGH5Sはジンバルに乗せて移動撮影に使います。
今回の場合は、状況により暗闇の中での撮影が必要になるので、ジンバルから一脚に乗せ換えてのメインカメラとしての撮影も想定しておきます。

バッテリー、10個です。
GH5の場合はバッテリーは1時間1個くらい消費するイメージです。
通常の結婚式であれば10個あれば現場でも充電しなくても大丈夫ですが、今回は挙式まで6時間という超イレギュラーな案件なので、現場で充電しながら撮影していきます。


足回り(三脚・一脚・特機)


画像、上から一脚・三脚・スライダー(40cm)・電動ジンバルです。

GH5とGH5Sをメインカメラを運用するのに一脚を持っていきます。
スピーチなどを長まわしで撮影するために三脚とスライダーはセットにして使います。
レストランウェディングの場合は三脚は不向きですが、今回は装飾や小物を撮ることも要素としては大切になってくるので、スライダー運用のためにあえて三脚を使用しました。
あとは移動撮影用のジンバルです。
電動ジンバルは重量があるので、長時間移動しながらの撮影には不向きです。
ただし今回は移動は少ないので特に問題になりません。

レンズ



案件により持って行くレンズは基本的に変えません。
レンズの一つ一つがそこまで大きくないので、全部持っていけます。
この辺はマイクロフォーサーズのメリットです。
基本的には単焦点の明るくボケ味を作れるレンズをメインで使っています。
ズームレンズはスピーチなどを長まわしするカメラ用に使っています。
NDはND16を使っています。
可変NDは色味や解像度の問題があるのと、操作しなければならない要素が増えるので使用しません。


音声の録音機材




ラインを録音するのにタスカムのICレコーダー(DR40)を使っています。
ケーブルは大体カメラマンが用意することになっているので持って行きます。

マイクはメインのカメラに使うマイクとスピーチの長まわし用のマイクの2本を持っていきます。
マイク単体でレコーダーの役目を果たせるもの(VR83F)をメインとなるカメラで使用します。
コードが断線しても音声が録音できるという安心は大きいです。
カメラに収録する音声よりも綺麗に録音できるので、いざというときに使える音声の選択肢を増やしてくれます。

今回はさらにファーストミートがあったり、挙式が人前式だったりなので、念のためピンマイク(DR10L)も用意しておきます。
ファーストミートはサプライズの手紙を読むことがあったり、人前式ではマイクを使わず誓いの言葉をしゃべったりすることもあるので、用意だけはしておきます。


今回は以上のような機材で撮影に望みました。
撮影の内容と出来上がりは後日、完成後に紹介させていただきます!

また今週(5/13~5/19の週)、前撮りロケーションといわゆるレストランウェディング(すべて屋内)の案件があるのでシリーズで書いてみたいと思っています。

まだまだ繁忙期は続きますが、発信は続けていきたいと思います。
よろしくお願い致します!

ウチキフィルム 打木 健司
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2018年5月8日火曜日

結婚式のアルバム始めました!

5月です。
GWがあっという間に終わってしまいました。
その期間中ずっとスーツを着ているという、本当に世の中とは反転した仕事だなぁと感じます。
さて、本日は新サービスのご案内になります。

結婚式のフォトアルバム始めます。



ウチキフィルムは結婚式の映像制作をしています。
当日の挙式撮影はもちろん、2次会の撮影や撮ってだしのエンドロールの編集、オープニング・エンドロールなど何でもやります。
2014年からウェディングムービーのお問い合わせに対してお応えしています。
妻がフォトグラファーだったり、フォトグラファーの知人も多くいるので、オプションで結婚式の写真撮影もラインナップしていました。
ありがたいことに、ムービーとフォトの両方をご注文いただくことも多くなってきました。
フォトについては、データのみで納品としてきましたが、今回、フォトアルバムをラインナップに加えました。







仕様は26cm×26cm、正方形の30ページのフォトアルバムです。
過去のお客様にもアンケートしたのですが、結婚式のアルバム=おおげさな装丁で重くて大きいというイメージがある人が多かったです。




なので、雑誌と同じくらいの手に取りやすいサイズと重さを重視しました。
価格は¥55,000(税別)~となります。
写真の選びやレイアウトにこだわって編集していきます。
もちろん今始めたばかりの商品なので、仕様などはお客様の要望も取り入れたりして、少しずつ価値を高めていきたいと思います。


ラインナップに加えた理由は『お問い合わせがあるから』


『ムービーも写真も注文したいけど、アルバムってありますか?』というお問い合わせを頂くことがあります。
ムービーも写真も、その後のアルバムも全部一箇所に頼めるのはカップルにはメリットになると考えます。
全部、バラバラだとメールのやり取りだけで大変だろうなと想像します。

しかも業者の撮影データから自分でアルバムを作ろうとすると、作業開始自体が挙式の1ヶ月以上後になります。
手間の問題も出てくるし、モチベーションの問題も出てきます。
実際にアンケートを取ってみると、納品半年後にまだ制作されていない方もいたりしました。

そんなわけで、お客様にメリットがあって、ニーズがある以上は応えるべきだと思うので、今回ラインナップに加えることになりました。

『やっぱり写真はプリントだよね!』というこだわりではなく大変申し訳ないのですが、それよりは『要望に応えたい』ということが大きいです。

でも、アルバムとして家の本棚にあることで写真を見る機会は圧倒的に増えます。
パソコンのデータのフォルダを開くよりは、確実に。
これは間違いないと思います。
それだけで写真自体の価値が高まると思うし、それは嬉しいことです。

アルバム制作も加わったことで、結婚式の写真撮影についても、もっとウチキフィルムの色や個性みたいなものを出せたらと考えています。

ウチキフィルムも8月で4周年。
5年目に向けて、いろんな挑戦をいつも続けていきたいと思います。

これからもよろしくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司
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2018年4月26日木曜日

結婚式の繁忙期の話。

4月26日。
気づけばゴールデンウィークもすぐそこです。
3月~4月、打ち合わせして、前撮りして結婚式当日を撮って編集して、日々が駆け足で過ぎていきます。
ウェディング業界の繁忙期の中にいます。


結婚式業界の繁忙期とは?


ざっくり言ってしまうと、春なら3月~6月、秋なら9月~11月です。
単純に暑すぎず、寒すぎず外に出やすい季節が結婚式の繁忙期です。
それ以外が閑散期となります。

その中でも集中する時期が、10月~11月の中旬くらいまで。
このあたりが本当の繁忙期。
もしこの時期で大安or友引は結婚式が多い日になります。
普段はほとんどの人が気にしないですが、結婚式だけはお日柄(主に六輝)を気にします。

ざっくり今年のカレンダーで言うと、
10/7(日・大安・三連休中日)
10/14(日・友引)
10/20(土・友引)
11/4(日・大安)
とかは多いんだろうなと思います。

全体の結婚式の件数が多ければ多いほど、式場の予約はもちろん、ドレスなどの衣裳の予約なども早めに埋まっていきます。
ヘアメイク、フォトグラファー、ビデオグラファーなどなど指名を受けて仕事をしている人のスケジュールも早い段階で埋まっていきます。
なので、結婚式当日にお気に入りのドレスでお気に入りのフォトグラファーに撮ってもらいという人は早く動き出したほうが良いかと思います。

1月、2月という閑散期でもお日柄が良い日は人気があります。
中でも大安で土曜日となるとピンポイントで集中したりもします。
そういう場合も少し早めにドレスを決めたり、頼みたいスタッフを指名しておくことがお勧めです。




ウェディングムービーは繁忙期と閑散期でどう違うか?


会場提携の業者で働いていた経験と持ち込み業者として働いてる経験を元に、『そういう傾向がある』ということを書きます。
会場提携業者と持ち込み業者ではかなり異なってきます。


会場提携業者の場合


提携業者と言っても、ウェディングだけを撮って生計を立てている人というのは少数の社員だけです。
それ以外は案件に応じて随時、ビデオグラファーに外注しているのが実態です。

社員ビデオグラファーがみんな上手とは言いませんが、その会場の商品の平均点くらいのものは撮れる人です。
閑散期の場合はそういった社員ビデオグラファーに当たることが多いです。
繁忙期は社員で回りきれない案件を外注します。

なので、相対的に繁忙期は外注のビデオグラファーにあたる可能性が高いです。
では提携業者の外注ビデオグラファーのクオリティとはどういうものか?

答えは、ピンキリです。
社員よりもはるかに上手な人もいます。
逆にどうしてビデオグラファーになろうと思ったんだろう?という人もいます。

どういったビデオグラファーに当たるかは運です。
多くの場合、指名が出来ないので、早めに注文すれば良いビデオグラファーに当たるというわけでもありません。

会場の提携業者の泣き所は、『来た依頼は原則すべて受けなければならない』という所にあります。
それはたとえばプランナーがお客様から受けた発注をし忘れていてもです。
だからすべての案件が出揃うまで、人員を固定することが出来ません。
前日にプランナーからの発注漏れの連絡があって、撮影会社のすべての人員のスケジュールが変わることさえあります。

すべての依頼の数が本来手配できる人員を超えることもあります。
そういうときにはとにかくツテを辿って人を探します。
万策つきて『ビデオカメラを持ったことある』というレベルでも経験者を探すということもあります。

ただし、そういう人を手配する場合は社員が部分的なフォローなどができる場合もあるので、もはやビデオグラファーではない人が担当しても何とか商品として成立させています。
そういうこともあります。
もちろん繁忙期の納品の中のごく一部の話です。
中には、めったにその会社で撮らない、凄腕のビデオグラファーが担当してサンプルのクオリティーを超えて納品されることもあります。

非常に残念なのですが、本当に運でしかないです。
もし繁忙期や大安・友引に挙式予定で、ウェディングムービーのクオリティーを運を天に任せたくなければ、持ち込みという選択肢も考えてみてもよいかもしれません。

持ち込み業者の場合


持ち込み業者の場合は、提携業者とは違い、スタッフが足りなければ売り切れに出来るので、繁忙期・閑散期のクオリティーの影響は比較的少ないです。
ただし業者によります。
ウチキフィルムも持ち込み業者なので、他社の分析というのをしています。
持ち込み業者といっても2種類あると思っています。
分かりやすい見分け方があります。
それは『値段』です。
身も蓋もない話かもしれませんが、結構間違いないかなと思います。
もちろん実際にサンプルの映像を見て値段に見合っているかの判断は必要です。


①薄利多売型
提携業者より安いということを売りにしている業者。

フリーになってウェディングの撮影をしていると、10月~11月には問い合わせホームにメールが来て仕事を依頼されることがあります。
大体、時間設定がピンポイントで、業者しか使わないような言葉(式宴とか)が並んでいて、よく見ると撮影会社からの発注で、ホームページを見ると価格はとても安く設定されています。
そういう連絡が来るのは決まって、大安の土曜日の2週間前とか。
さすがにそんな日のスケジュール空いてるカメラマンなんかいないよっていうタイミングです。

連絡のタイミングを考えて透けて見えるのは、スケジュールが空いていれば誰でも良くて「質は問わず」という感じです。

繁忙期に外注するのは提携業者と同じですが、社員カメラマンなどによるフォローなどはもちろんありません。
持ち込みでの撮影とはそういうことです。
基本は一人で出来ることがすべてで、現場で誰も助けてはくれません。
その仕事をスケジュールが空いてるというだけの面識の無いカメラマンに撮影を依頼しようとしている。
正直、怖い話だなと思います。

もし安いことを売りにしている業者さんに発注する場合は繁忙期・閑散期関係なく、カメラマンの指名ができるか?
打ち合わせができるか?など細かく確認してみることをお勧めします。



②品質重視型
価格は提携並みかそれ以上だけど、とにかく品質を売りにしている業者。
こういった業者は指名ができて、打ち合わせが出来ることがほとんどです。

10月~11月に結婚式を挙げる予定で、ムービーにこだわりがあって、確実に良いものが欲しいという場合はこういう業者がお勧めです。
持ち込み条件さえ厳しくなく、価格に納得ができるなら、一番良い選択になるかと思います。

後から同じ日に問い合わせがあっても、指名と打ち合わせが出来るカメラマンというのは限られているので必然的に売り切れがあります。
指名が出来る業者というのは、閑散期でももちろん指名ができます。
指名が入ったら売り切れとなります。
品質重視でカメラマンを探す場合は、繁忙期・閑散期関係なく、良い人が見つかったらまずスケジュールを聞いてみるのが大事なポイントです。

品質重視のビデオグラファーを選ぶデメリットは、値段は会場と同様ですが、業者や会場との連絡・確認などの間を取り次いだり、場合によっては交渉などが必要になることです。
ミキサーから音を綺麗な録音すること、挙式会場で自由に動けること、より早い時間に会場に入って可能な限りのセッティングをすること。
品質を求めるには、ビデオグラファーの撮影技術ももちろんですが、それなりに撮影環境の確保が大事になります。
また打ち合わせなども会場と別になるので、その分時間を取られてしまうこともデメリットではあります。


以上、結婚式の繁忙期とウェディングビデオ業界の繁忙期の現実について書いてみました。
そんなわけで、ゴールデンウィーク。
秋の結婚式について何かを決めるというカップルも多いと思います。
少しでも参考になれば幸いです。


ウチキフィルム 打木 健司
ウチキフィルムのホームページはこちらから↑






2018年3月23日金曜日

結婚式のムービー撮影の機材の話

3月23日。
そろそろ4月。
4月から新生活が始まるという方も多いかと思います。

ウチキフィルムは引っ越すとか、転職するとか、大きく変わるということはないのですが、撮影に使うカメラを変えました。
2月末からジワジワですが、カメラを買い換えました。

今まで撮影の道具(機材)についてはほとんど書いてきませんでした。
理由は2つあります。

ひとつは、書き出すとキリがないから。
カメラ、レンズ、マイク、ジンバル、三脚などなど。
語り始めるとキリがない。

もうひとつは、結婚式を挙げるカップルにとって重要なことは、『どのカメラで撮っているか』ということよりは『どんな人間がどんな映像をどんな気持ちで撮っているか』ということだと思うからです。

今回書こうと思ったのは、カメラを変えるにあたって色々と調べているうちに海外のウェディングビデオグラファーが(主にYoutubeですが)たくさんtipsをあげているのに、日本のウェディングビデオグラファーの機材の情報がほとんど出てこないという状況でした。
もうちょっと結婚式のムービー撮影について、日本語の情報があっても良いのかなと思いました。
そんなわけで、Youtuberって感じでもないので、とりあえずブログでざっくりと書いてみます。


①カメラの話。


ちなみに今までのカメラはこちら。


キャノンの5Dマーク3。
写真だったら今でもメインカメラで使っているフォトグラファーはたくさんいるんじゃないかな。
もちろんムービーでも、いい感じで撮れるのでまだまだ現役バリバリだと思います。
このカメラについてはとっても思い入れがあるのですが、それはあまりに個人的な話なのでまたの機会に。

不満としては
・4Kが撮れない。⇒マーク4も撮らせる気がない仕様になっている。
・レンズを含めるとデカイ&重い。


で、新しく使うカメラ。


パナソニックのGH5。

今までのカメラと違ってよいところ。

・4Kが撮れる。
撮れるファイル形式が多いです。

・ボディで手振れ補正をしてくれる。
手振れ補正のないレンズでの手持ちの撮影も出来るようになりました。

・レンズをつけてもコンパクトに収まる。

一応悪いところも書いておきます。

・高感度の性能が弱い。=暗いところに弱い。
・センサーサイズが小さいのでそんなにボケない。


で、もうひとつのカメラ。
パナソニックのGH5S。


GH5の派生機種です。
ミラーレスの一眼カメラですが、動画に特化したモデルです。

GH5との違いは
・高感度性能を大幅に強化している。=暗いところでも大丈夫。
・手振れ補正はついてない。

本当はもっといっぱいあるんですが、分かり易いところでいうとこんな感じ。

この2つの機種を組み合わせて運用していきます。
事例が増えてきたら、使用感なども含めて書いていきたいと思います。
(あんまり要望はないかもしれませんが・・・)


カメラでの手振れ補正について


カメラの手振れ補正機能は付いてると、とても便利です。
手振れをうまいことおさえてくれるので、一脚がなくても見やすい映像が撮れます。
一脚NGという状況でもなんとかなります。(あまりないですが・・・)

ただ勘違いしてはいけないのは、手持ちは『手持ちという表現』だということです。

手持ちで撮るとカメラマンの呼吸だったり、心の動きまで画面の揺れを通して伝わってきます。
そこには強い臨場感が生まれてきます。

一脚を使って撮る映像とは別のものです。
なので、手持ちで撮るのは、『手持ち』という手法で撮ったほうが良い場合に手持ちを選ぶようにしています。

ウチキフィルムでウェディングは基本的には安定した映像をベースにくみ上げていきます。
当日の映像は僕の視点というのはもちろんあるのでしょうが、かなり客観的に撮っているつもりです。
素材としてお渡しする映像も安定して長く撮った映像が中心です。
いまのところ手持ちで結婚式を撮るという状況はほとんどありません。
そういう理由で、手振れ補正が付いていないGH5Sも導入しました。
結婚式(特に披露宴)では『とにかく暗い』という状況が多いのです。



②レンズの話。


カメラを変えるとレンズも変わります。
いままでは多くの状況でズームレンズでまんべんなく撮りきるというスタイルでした。
ただカメラがコンパクトになった分、センサーサイズも小さくなり、ズームレンズだとボケにくくなり画の力が弱いなぁと感じることは多いです。
なので、単焦点レンズをメインにしていくことにしました。

単焦点レンズの良いところは
・ボケる。
・明るい。
・コンパクト。

良くないところは文字通り『単焦点』なので、ズームが出来ません。
なので、画角を変えるには自分が動かないと行けません。

その分、パーティーの展開の読みがとても重要です。
もっともっと研ぎ澄まして撮影に臨んでいきたいと思います。

とりあえず最初に買った3本。

・フォクトレンダー ノクトン 42.5mm f0.95



いわゆるポートレートレンズ=人をキレイに撮るレンズです。
f0.95というのを簡単にいうと、めっちゃ明るく撮れるということです。
開放で使うとすごく柔らか過ぎるので、少し絞って使っています。


・フォクトレンダー ノクトン 17.5mm f0.95


すこし広めに撮れるレンズです。
人と背景(空間)を同時収めたい時に使います。
こちらも少し絞って使います。

・SLR MAGIC 10mm T2.1


ジンバル用の広角レンズとして購入しました。
本当はフォクトレンダーの10.5mm f0.95というレンズが良いのですが、予算的にこちらになりました。
メーカー的に?日本で流通していないので、これだけ新品のレンズ。
初めての海外アマゾンを使いました。
届くまでちょっとドキドキしました。


全部マニュアルレンズで、せっかくのハイテクなカメラ性能を生かしていないかもとも思いますが、とりあえず最低限はこんな感じ。


以上で、終わると本当にただのカメラ好きのおじさんのブログになってしまうので、カメラを変えることでどうして行きたいかも書きます。


4K


今は結婚式もファミリームービーもフルHDで撮っています。
カメラが変わって、4Kが撮れるようになりました。
すごく簡単に言うと、より鮮明に撮れるようになります。

なので、徐々にですが4Kにしていきます。
すぐに全部を変えることは難しいです。
データ量がものすごく大きくなるので、撮影よりは編集への負担が大きいです。
まずはファミリームービーから順次変更していきます。
ウェディングについても徐々に4Kで撮る機会を増やしていきます。

結婚式のムービーは長さは様々ですが、記録として、思い出として注文する人が多いと思います。
プロフィールムービーの素材として持ってきていただくVHSをデータ化した映像などは画質より何よりも撮っている人(ご両親)の愛に圧倒されることがあります。
でも、僕は友人でもご両親でもなくプロとしてのサービスしています。
そうである以上、どれだけ理窟をこねたって、画質的にキレイに見れたほうが良いに決まってます。
だからなるべくキレイな画質で撮影をしていこうと思っています。
そんなわけでまずはカメラを入れ替えました。


どんどん出てくる新しい機材ですが、なるべく上手に取り入れて今までと違った映像を作っていきたい。
でもカメラを変えても、本質的な部分は変わらないでいたいと思います。
常に変わっていきたいし、その中で常に変わらないものをもっていたいと思います。

今後ともウチキフィルムをどうぞ宜しくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司
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2018年3月20日火曜日

前撮りで作るプロフィールムービーの撮影レポート

3月20日、ブログを書かずにいたら桜が開花しちゃいました。
3月になり、いわゆるウェディングのシーズンが始まりました。
やっぱり季節によってお問い合わせの総数は変わります。
もちろんお日柄によっても全然違います。

中でも多いのは大安。
それも土曜日だったりするとお問い合わせが重なることもしばしばあります。

先日の3月10日はそんな日でした。
何故かその日だけ、3組のお問い合わせ。
最初にご連絡をいただいたお客様の結婚式を担当しました。
次にご連絡をいただいたお客様はあえなくお断りをすることになりました。
最後にご連絡をいただいたお客様はプロフィールムービーのみのご依頼だったのでなんとか対応させていただくことが出来ました。
今回はそんなプロフィールムービーの撮影シーンのご紹介。



きっかけは昨年秋の結婚式。


昨年の秋に庭園が有名な結婚式場で当日の撮影やプロフィールムービーを持ち込み業者として担当させていただきました。
その当日上映したプロフィールムービーを観た列席者の方からのお問い合わせでした。

こういうのはとても嬉しいです。
2人をムービーで撮影して作るプロフィールムービーというのはまだまだ少ないので、とても印象的だったようです。

お問い合わせは年末だったので、お正月明けにお打ち合わせしてました。
(ウチキフィルムの仕事初めでした)


お打ち合わせで話すこと


①ロケーション

まずはお2人のことを細かくヒアリングしてロケーションを決めていきます。
今回はお会いするまでにお時間があったので、事前にメールでのアンケートもすることが出来ました。

お2人が出会ったのは大学。
陸上部の選手とマネージャーから学園祭をきっかけに仲良くなったそうです。

そんなわけで撮影する場所はすぐに決まりました。
大学の陸上部のグラウンド。

それ以外にもお2人の思い出の場所を聞いていき、画になりそうな場所をチョイスします。
今回は新郎が新婦に告白した駅前の広場。

あとはインタビューをゆっくり撮れる場所ということご自宅にもお邪魔することにしました。


②準備するもの


プロフィールムービーでご準備いただくものはまずはお写真。
それぞれの子供の頃や出会ってからのお写真を全部で30枚~40枚くらいご準備いただきます。
この時にどんな写真が良いかを聞かれることが多いです。

色々あるとは思いますが、大体、3つのポイントでお答えしてます。
・集合写真よりは顔が大きく写っているもの。
・来てくれる人が写っているもの。
・ストーリーを感じるもの

最後だけ分かりづらいですね。
例えば、2人の写真なら初めて会ったときの写真。
その時のシチュエーションがどんなだったか、第一印象がどんなだったかを掘り下げることができるのでストーリーを語るのに向いています。
付き合う前に偶然一緒に写った写真で、距離感が微妙なのも付き合う前後の変化が表現できるのでストーリーが生まれる写真だと思います。

物撮りしておいた方が良さそうなものもご提案します。
多くの場合は指輪を撮ることが多いです。
エンゲージメントリングはプロポーズの話をしてもらうときにインサートで使用することが多いです。

今回は大学の陸上部のおそろいのジャンパーがあるとの事でそれもご準備いただきました。

③スケジュール

最後にスケジュールを決めます。
まずは日にちを決めて、なんとなくの一日のスケジュールも決めておきます。
そうするとお2人にもどんな風に撮っていくのか、イメージしやすいのでなるべく決められるとこまで決めちゃいます。

実際にはロケハンをすることで、ロケーションとロケーションの距離や時間帯による陽光の感じで変更することもあります。


撮影当日!


午前中はご自宅でインタビュー撮影。
写真について2人で色々お話してもらいました。


良い感じで太陽の光が入ってきて、写真を選んでいるところもキレイに撮れました。
今回のプロフィールムービーはインタビューをメインに構成することをあらかじめお伝えしていたので、かなり言葉を準備していただいていました。
こういうところはそのカップルの個性が出て面白いところです。


室内の撮影が終わって、思ったよりも時間が過ぎていたので掛けたので少し慌てて、大学へ移動しました。
大学のある駅で2人が学生時代によく行っていたカレー屋でお昼ごはんを食べました。


※こういう時間は撮影とは全然関係ないのですが、何気ない会話に2人の人柄が垣間見えて編集の時に役立ったりします。


それで午後からは出会った大学での撮影。



1月の撮影は確かに寒いです。
でもお天気が良いことが多いし、いい感じで陽が傾いているので何気ないシーンでもとてもキレイに撮影出来ます。
ロケーションをキレイに撮るのに一番必要なのはこういう光だったりします。



陸上部のグラウンドで、部活のジャンパーを着てもらって撮りました。



で、夕方に告白した場所での撮影して一日終了。


ウチキフィルムのプロフィールムービーはテンプレートはないので、毎回インタビューや写真や映像をゼロから組み立てていく感じで編集していきます。
とても時間がかかりますが、一つ一つ思い出深いです。

今回はアイサムを通して市販の楽曲(チャットモンチーのバスロマンス)を使用したのでサンプルとしての映像公開はできないのですが、頂いたご感想をご紹介。

『めちゃくちゃ良いですね!
 最後の終わりかたとか完璧です!
 改めてありがとうございます!
 とっても素敵なものが出来て大変満足しています!
 当日うまくいくよう準備を進めてまいります。
 今後ともよろしくお願いいたします!』

そんなわけで無事納品できて幸せです!
これからもいろんな人生の物語を映像で表現していけたらいいなと思います。

結婚式当日はもちろん、結婚式の映像全般のご相談もいただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

ウチキフィルム 打木 健司
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2018年2月23日金曜日

結婚式の持ち込みカメラマンと提携業者との違い

2月23日。
そろそろ3月。
多くの人にとって新生活が始まる時期だったりもします。
お打ち合わせをさせて頂くお客様の中には『春から異動で前撮りはしたいけどスケジュールが見えない』という声もよく聞く時期になりました。

僕がフリーランスになったのは2014年の9月でした。
それまでは8年くらい会場提携の撮影会社の中で結婚式を撮影していました。
環境が変わって、大きく変わったこともあれば変わらないこともあります。

今回はフリーランスとして、持ち込みカメラマンとして結婚式を撮っているメリットを書いてみます。


①いろんな会場での結婚式の撮影を経験できる。


撮影会社でずっと同じ提携会場で撮っていると撮り方が固まってきます。
最初は毎回毎回うまくなっていくのを実感しやすいので、とても良い環境です。
段々出来上がりの質は安定していきます。

と同時に、徐々に一回一回どう撮るべきか?ということを考えなくなってきます。
そして、効率を重視して自分で質を下げていきます。

フリーランスとして持ち込みで結婚式を撮影していると、会場は毎回違います。
一回限りの勝負をいつもしています。
毎回違う会場へ行って、どう撮れば良いかを考え、実行する。
初めて撮る会場だけど、誰よりも素敵に撮りたいと思っています。

いろんなシチュエーションを撮れることはそれだけで刺激を受けて成長できます。
撮影そのものが楽しいし、結婚式自体も一回一回新鮮な気持ちで撮影が出来ます。

どういう瞬間を自分は撮りたいのか?
何が美しいと思うのか?
そのことを常に自分に問いかけていくことを大切にしています。
カップルを知って、ゲストの温度を感じて、光を見る。
動きを予測して捉える。

いろんな会場で撮影するからこそ、自分の中の本質と結婚式の本質とに向き合えるように思います。



②お客様の目線で会場を見られる。


提携会場のスタッフとして会場に入るときはいつもスタッフ用の裏口から会場へ入っていました。
大抵薄暗くて、ゴミ捨て場や物置きなどの間を縫って会場へ入って行きます。
正面入り口から入っていくことはほとんどありません。
外観や看板を撮りに行く時さえも裏口から出入りしたりします。

何がいけないか?
問題はカメラマンのその結婚式場の第一印象がゴミ捨て場や雑然としたバックヤードであることということです。

結婚式の撮影をする上で裏動線やバックヤードなんて見る必要はありません。
動線を知り尽くしても会場を知ったことにはなりません。

会場を知る上で大切なのは新郎新婦やゲストが会場に来たときと同じ感覚です。
初めてその会場に来てみて受ける印象。

持ち込みのカメラマンの場合はゲストと同じように正面から入っていくし、初めてみる目線で会場を見ます。

何が印象的な会場なのか?
どこが素敵なのか?
そういう目線で会場を見るだけで撮影はちょっと楽しくなります。
バックヤードや裏動線を知るよりも、結婚式場の場所そのものを楽しむ気持ちを新郎新婦と共有できるだけで撮れる画は変わってくるはずです。



③色々なフォトグラファーさんと仕事が出来る。


これはフリーランスのビデオグラファーならではの特権です。

提携会場の人とご一緒させていただくこともありますし、業界での有名人とご一緒させていただくこともあります。

一人ひとり違っていて、興味深いです。
本当に十人十色。

もちろん毎回同じフォトグラファーさんと組んで仕事をすることもチームワークとしては意味があることだとは思います。
でも、個人的には色んな人の撮影が見られる事も大事なことだと思います。

フォトグラファーとビデオグラファー。
傍から見たら大体おんなじような機材で仕事をしているわけですが、狙っている瞬間が全然違います。
光の見方、背景の見方、コミュニケーションの撮り方、とても勉強になります。

持ち込みのスタッフとして面白いなと思うのは、一度一緒に持ち込まれたフォトグラファーさんとは、もう一回ご一緒する可能性が高いということです。
これはお客様の傾向が近いということもかも知れません。
なので、自分自身を客観的に分析する機会にもなります。
それはそれで興味深いですし、自分らしさや個性について考える機会を与えられます。


④新郎新婦との距離を縮められる


フリーランスになってからの一番の違いはコレです。
会場もプランナーも通さずにホームページやサンプルだけを観て、カップルから直接選ばれて結婚式を撮影する。
当日まで何十回とメールのやり取りをして、直接会って打ち合わせもして、前撮りで思い出の場所を一緒に訪れる。

提携会場のビデオカメラマンとして撮影をしているときは、そのカップルがどこの誰か?なんてことを知らないまま撮っています。
撮られているカップルも、どんな映像を作るカメラマンに撮られているかが分からない。
それが当たり前でした。

もちろん会場スタッフであれ、フリーランスの持ち込みカメラマンであれ、お金を頂いて結婚式を撮影するという行為そのものは変わらないです。
でも、それだけではない、もっとしっかりとした『人対人』のコミュニケーションみたいなものが生まれます。

何のために結婚式を撮影するのかが明確です。
それは、目の前にいる2人のためです。
単純に喜んでほしいし、映像を通して感じたことのない感覚に触れて欲しい。
すごく単純で分かりやすい目標だから、頑張れる。

カップルにとっても、どんな映像を撮るカメラマンが結婚式を撮ってくれるかを分かっているのは良いことだと思います。
当日に顔を見て安心できるリラックスできるスタッフが近くにいることは結婚式当日を楽しむ上で重要な要素です。


フリーランスとして撮影していく上でのデメリット


そんなわけでフリーランスで結婚式を撮っていて良いところを4つ挙げてみました。
デメリットも挙げておいたほうが公平かと思いますので、4つほど。

・トータルの撮影件数はそんなに多くはない。
撮影会社の時は、大安の時は1日の2件撮影だったりはよくありました。
撮って出しの編集だけを1日4件やったりという無茶なこともありました。
ひたすら千本ノック的な感じの仕事の仕方でした。
今は1日に1件です。
なので、トータルで関わる撮影件数は結構減りました。


・たくさんの機材を持ち歩かないといけない。
毎回違う会場に行くので、なるべく対応できる機材を用意して都度選択して持っていきます。
とはいえ、初めて行くところもあるので少し余計にレンズを用意していきます。
なので、結果的に長めの海外旅行に重量の機材を持って行くような感じになります。
提携会場のスタッフだったりすると、基本的な機材のセットは会場に置いてあったりするので本当に楽でした。


・代わりがいない。
ウチキフィルムでカップルから直接選ばれて結婚式を撮りにいく以上は僕の代わりはいません。
技術的には代わりになってくれる人はたくさんいると思いますが、別の人格なので全く同じものは撮れません。
仏滅であれ、閑散期であれ、代わりのカメラマンはいつもいません。
必ずその現場に行かないといけません。
よほどスケジュールに空きがない限りは生ガキを食べられなくなりました。


・休みを決めるのが難しい。
売れっ子だというアピールではなく、全てを個人で完結しようとすると何をしていても仕事のことは考えてるよねってことです。
基本的にいつでも問い合わせが来れば対応するし、打ち合わせに行ったり、ブログを書いたり、SNSを上げたり、新しいカメラが出たらチェックしないといけないし、同業他社のサンプルのチェックもしておかないと誰も流行りを教えてくれない。
ビデオグラファー、ビデオカメラマンと言いつつ、撮影と編集だけしていれば良いという職業では全くありません。
仕事なのかどうなのかという線を引くことが難しいなといつも思っています。
仕事とプライベートをしっかり分けたいという人や、カメラマンとして撮影と編集だけしていたいという人は撮影会社に所属していたほうが幸せだろうなと思います。


そんなわけでまもなく3月。
ウチキフィルムは特に変わらず、いつも通りに違う会場に行ったり、打ち合わせで初めて聞くカップルのストーリーに耳を傾けています。
ただ今年は撮影機材の更新を考えていて、すこしバタバタとしています。

まだまだ春シーズン(4・5・6月)のお問い合わせもお待ちしております!
どうぞ宜しくお願い致します。

ウチキフィルム 打木 健司

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映画の中の結婚式について

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